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2015年6月13日 (土)

原田要さんの話(7)元ゼロ戦パイロットとして平和の大切さを訴え続ける

戦争は二度と起こしてはならない 
戦争ほどの罪悪はない。平和の為に、私は

これを死ぬまで喋り通して一生を終ろうと決めたわけです。
戦争は世界の文化や歴史を壊してしまい、今は科学が発達しているから
戦争は人類の破滅に直結してしまう。
 
何より、若い人たちには絶対に戦争を経験してほしくありません。
それが私の願いです。だから誰が何と言おうと言い通すと、決めました。
 
私は最初、自費出版も4冊も5冊も出しました。それが今は取材もされて
色々な本になっています。今度はニューヨークタイムズにも
掲載されて
世界の反響は非常に大きい。
 
日本、非戦の誓い 
大東亜戦争を10年間やって、結局日本が負けて降伏をした。
日本は戦後、新しい憲法を作って、二度と戦争をしない、軍隊をもたない。
経済を発展させて世界に恩返しをする、そういう理想に近い宣言をしたわけです。
 
世界中にかけた迷惑、一方ではアジアの独立に貢献
日本は自分の能力以上の計画をたてて、戦争をして世界中に
迷惑をかけた、そういう事ですけれども、日本の活躍の見事さに
世界の植民地が自立出来て、
植民地から解放された
それが日本の戦いの残された功績であるとも
言われています。
 
また、そのときの日本のリーダーがどういう気持ちで
日本を引っ張って行ったのか、我々は考えるべきでしょう。
必ずしも私利私欲ではない。その当時は、みんな日本の生存をかけて
一生懸命にやったんだと、そういう考えもあるのではないかと思います。
 
日本は悪いところを一方だけ見るのではなく
良いこと悪いこと、両万全てを見て判断することが
大切なんではないかなと。日本の失敗や成功が世界の国々の
参考になれば良いと考えています。
 
とにかく、絶対に戦争はいけないんだと
私は喋り通しますよ。
 
また来てください。
 

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原田要さんの話(1)撃墜した敵パイロットの顔が忘れられない
原田要さんの話(2)南京攻略とパネー号事件
原田要さんの話(3)真珠湾攻撃と亡き戦友の思い出
原田要さんの話(4)赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴、飛龍への着艦
原田要さんの話(5)零戦、紫電改、様々な飛行機に乗ってみて
原田要さんの話(6)関行男大尉の教官を務める
原田要さんの話(7)元ゼロ戦パイロットとして平和の大切さを訴え続ける
 

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ま行
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陸軍パイロットデータベース
篠原弘道

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零戦雷電震電

Photo_13

烈風(改)戦闘機紫電改


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