田中 民穂(飛曹長) パイロットデータベース
田中民穂飛曹長
乙種11期
大正12年長崎県出身。
昭和18年、第261海軍航空隊に編入
東山市郎中尉の分隊に所属しサイパン・アスリート飛行場に進出。
パラオ大空襲邀撃戦に出撃したと記されているが、
261空戦闘行動調書の出撃名簿に記録は無く、不明瞭。
メレヨン島、大宮島(グアム)上空で幾度も敵機と交戦
261空で最後まで生き残った奇跡の搭乗員。
米軍上陸当日のサイパン島をゼロ戦で脱出、ついでに爆装し
小陸地点を爆撃した。メレヨン、パラオを経てセブに到着。
以降201空へ編入、神風特攻隊の直衛を行う。
20年1月、内地へ帰還し252空、次いで203空に移って
防空、特攻隊の直衛にあたった。
被撃墜落下傘降下が三回。
必ず生きて帰った。
戦後は全日空機長を務めた。
故人。
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