2016年8月27日 (土)

74式戦車 富士総合火力演習見学

74式戦車

74式戦車

富士総合火力演習の見学に行ってきました。
戦車の発射音は雷鳴の如く、空気の壁が衝撃波となって
ぶつかってきます。映像だけではわからない体験でした。
 
今年も陸海空による離島奪還のシミュレーションが行われました。
もし、尖閣が奪われたら実際にこの通りのオペレーションが
下令されるのでしょうか。

 
日頃より当ブログを応援してくださっているA様から、超貴重品の
チケットを頂戴しまして、行くことができました。
A様、このたびは本当にありがとうございました。

2016年8月25日 (木)

エヴァ500系新幹線

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新大阪からEVA500系「こだま」号に乗り換え岡山へやってきました。
車内は夏休み最後のちびっ子でいっぱい。我々大きいお友達は自粛します。
 
運行スケジュール上は「こだま号」なので、
たまたま乗り合わせたお客さんは面食らっていました。
 
新大阪~博多間を一日一往復しております。
運行スケジュールは専用サイトからご覧になれます。
http://www.500type-eva.jp/entry/timetable.html

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2016年8月23日 (火)

零戦パイロットが語る空母「翔鶴」への着艦・発艦方法

「翔鶴」「隼鷹」で、航空母艦の零戦パイロットを経験された
増山保雄氏(元海軍大尉。大正10年生まれの95歳)に
航空母艦への着艦・発艦手順についてインタビューした一部を紹介します。
 
増山氏は「隼鷹」でろ号作戦に、「翔鶴」でマリアナ沖海戦に参加された
零戦パイロットのお一人です。マリアナ沖海戦では
翔鶴の上空直掩を行いましたが翔鶴は沈没。救助され生還しました。
 
お話しくださった全容は
『帝国陸海軍航空戦史』(仮)に収録予定です。
 

零戦パイロットが語る航空母艦「翔鶴」への着艦・発艦方法
YouTube: 零戦パイロットが語る航空母艦「翔鶴」への着艦・発艦方法

2016年8月20日 (土)

ついに発売になりました

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ついに発売になりました。
『語りつぐ戦争 とちぎ戦後70年』
 
お近くの書店の目立つところに置いてあります。
私の記事は合計4ページにわたって載せて頂きました。
本の内容は、実際に出征された方の戦争証言をメインに、銃後の暮らし、
そして現代で語り継ぐ活動に携わる方の思いを集めたものです。
 
第21回平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞受賞。
日本全国で大変評価された企画です。

2016年8月19日 (金)

テープ起こし(2)

テープ起こしについてヤホーで調べて、勉強しています。
なるほど、USB接続のフットスイッチというのがあるようです。
ペダルで音声データのストップ&ゴーができる、両手はタイピングに
集中できるという訳です。
さっそくこれを買って試してみよう。
うまくやればお絵かきにも応用できるかもしれない。 
 

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単語も登録数を多くしていくと効率が上がります。
これは逐次進めております。
 
いちこうかん→一航艦
いっぴそう→一飛曹
かんばく→艦爆 
 
などなど、専門用語はもともとパソコンに登録されていないワードが多いので
その都度、言語バーから「単語の追加」を選択し、面倒でも登録して
パソコン様に覚えてもらっています。パソコン様は優秀なので
一度覚えたことは忘れない。
 

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パソコンは覚える事が尽きません。

2016年8月18日 (木)

空母「翔鶴」の零戦パイロット

今回は、前回の「瑞鶴(ずいかく)」に引き続き
空母「翔鶴(しょうかく)」の零戦パイロットだった方の取材です。
 


YouTube: 零戦パイロットが語る航空母艦「翔鶴」への着艦・発艦方法

 
空母への着艦訓練は
非常に厳しいもので、着艦訓練を10日間連続で行うのですが
そのうちの一割は着艦に失敗して殉職すると言っても言い過ぎではないそうです。
戦死より事故が多かった。そうして残った搭乗員が出撃していくわけなのです。
ですから「瑞鶴」のときも書きましたが、マリアナ沖海戦の搭乗員が
練度不足などというのはデタラメなのです。
 
翔鶴はマリアナ沖海戦で沈みましたが、生き残った搭乗員は
次の空母へ乗り込むべく、機会を待っていました。
そんな虎の子の航空母艦搭乗員さえ、特攻を命じられます。
 
そこで、この分隊長であった大尉は
真っ先に自分の名前を編成表に書き、部下を連ね、参謀に
提出するのですが、
実際に受けた特攻命令では、自分だけがはずされ
部下だけが特攻に行くという事態になりました。
 
「なんでえらい奴が特攻行かないんだ!」と戦後批判を受けることも
ありましたが、実際はこういった事例も多くあったことを
知っておいてほしいものです。
 
この内容も『帝国陸海軍航空戦史』(仮)に収録予定です。

2016年8月16日 (火)

テープ起こし

ブログがなかなか更新できず、すみません。
 
零戦パイロットの方に
インタビューした内容は全てレコーダーで録音して
文字に起こします。これがなかなか大変で、
2時間の内容であれば、その3、4倍の6~8時間かかります。 
読みやすいよう編集(といっても話の内容が変わらないように
努めます)作業や、時代考察、調査を含むとさらに時間がかかります。
現在のところ、これがもっとも負担の大きな作業です。
 
このテープ起こしは
専門の業者さんがあって、安価にできるそうなのですが
それはやはり、失礼でもありますし、内容が理解不足となります。
 
やはり、元パイロットの方が、私のだけのために渾身となって
話してくださった事ですから、より深く理解するため、
自分自身でやるようにしています。

2016年8月 9日 (火)

パラオの電話帳に記載された人名が興味深い

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パラオの電話帳が手元に一冊あると便利だからと
仲間にお願いしたら、現地で貰ってきてくれました。
 
これで一冊でパラオ全国民の電話番号と住所を網羅しています。
パラオの人口は1万強ですから、これ一冊で足りるのです。
 

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パラオは海の国なので、満潮干潮の時刻と、月齢が書かれています。
お月様はパラオ国旗にも描かれている通り、パラオの人々にとって、
特別な存在で、信仰の対象ですので、とても重要視される訳です。
 
そして、何といっても興味深いのが人名です。
日本時代の名残で、日本由来の人名が多いです。

A4全てファーストネーム(名前)です。
サトーさん、タナカさん、サクライさん、ナカムラさん、ヤマモトさんなど、
親しかった日本人から取ってつけたのがはじまりだと云われています。

A4xイチローさん、ジローさん、サブローさん、シローさん、

A4f_2イシドーローさん(石灯籠の意)、キンタローさん、など。
 
ほんの一部を紹介しました。これだけでも、日本人との繋がりの深さが
理解できると思います。日本人とパラオ人は80年前から本当に
仲が良かったんですね

2016年8月 6日 (土)

大洗視察

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大人気アニメ映画「ガールズ&パンツァー」の影響で
茨城県大洗町がたいへん賑わっていると聞き、
早速、大洗へ視察へ参りました。
 

アニメ映画で使用された風景が大洗町のあちこちにあるとのことです。
今回は大洗マリンタワーへ。
 

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昔からある観光名所ですが、このたび大洗マリンタワーの2階が

「ガルパン」カフェとしてオープンし、平日の昼間にもかかわらず、
大盛況でございました。
店内の様子はあまりに混雑ぶりに撮影を
戸惑ってしまいましたので
1階だけでもアップします。
エレベーター前にあんこうさんチームの等身大パネルが迎えます。
 
マリンタワーの2階とはいっても、最上階の展望台すぐ下です。
通常の2階の感覚で行ってしまったら、驚きました。
最上階の展望台は有料ですが、ガルパンカフェの利用者は
2階までは無料です。

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こちらは大洗のアウトレット。アニメの中でも使われているようです。
実在する建物のコラボは面白いです。

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こんな感じで大洗町全面バックアップであります。
アニメの影響で戦車に詳しい若者が増えたのが確実ですね。
艦これもそうなのですが、アニメをきっかけに、旧軍の艦船や飛行機に
興味をもってくれたら
嬉しいです。

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ファンの方々、ぜひ大洗町へお出かけください。

2016年8月 3日 (水)

赤井照久氏『徹底抗戦・アンガウルの戦い』月刊『丸』掲載のお知らせ

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戦史研究家の赤井照久さんの執筆された、長編読物
『徹底抗戦・アンガウルの戦い』が8月27日発売の

月刊『丸』10月号に掲載となります。
赤井さんと私は、調査の過程でこのブログを通じて
ご縁がありました。赤井さんがアンガウルの戦記を送り出して
くださるということで、採用になるかどうか、ドキドキして
待っておりましたが、無事採用となり、非常に嬉しく
ここに報告する次第であります。
 
赤井さんは米陸軍第81師団の資料を調査し
アメリカ軍がどのようにアンガウル島を攻略していったか、
1200名のアンガウル守備隊を相手に、どれだけの犠牲を払ったか、
詳しく述べられています。 米陸軍81師団からの視点を
扱った書物は今まで無かったので、貴重な内容です。
 
同時に、書かれた日本側の視点では
不死身の分隊長と呼ばれた船坂弘軍曹を主軸に
書かれています。不死身と呼ばれる所以もこれを読めば
理解できるでしょう。守備隊がいかにして、徹底抗戦を
貫いたのか、戦闘の描写から窺い知ることができます。
わずか1200名の守備隊が2万人以上の米軍兵力
(および戦車・艦砲射撃・航空機)を相手に1ヶ月以上も持ちこたえた
事実は、世界中探しても極めて希な例であります。
 
船坂氏はアンガウル島から生還された後、渋谷の
大盛堂書店を設立。数々の手記を発表し

その売上で、パラオ各地へ慰霊碑の建立や遺骨収容を
積極的に行いました。戦友の弔いに最も心血を注いだ人物であります。 
 
赤井さんの本では、その船坂氏の数々の著書から
わかりやすく記事を抜粋してまとめてありますので、興味を持たれた方は
そこから個々の戦記をお読み頂いてもベストかと思います。
  
このアンガウル戦記は
精査に精査を重ねられた、最新版かつ、概要を知るにも
とてもわかりやすい内容となっています。
 
なお、『丸』8月号には、同じく赤井さんの書かれた 
『UボートU66vs護衛駆逐艦バックレイ』が掲載中ですので
ぜひとも合わせてお読みください。