紫電改は王道というか、やはり人気の飛行機ですので、押さえておかねばならない点ですが
私が本当に書きたいのは「雷電」でして、現在は「雷電」について元雷電搭乗員の方に
フォーカスして取材しています。
この頁では主に紫電改の機体そのものと
部隊の運用について記していきます。模型製作等の
参考にしてください。搭乗員のプロフィールについてはこちらを見てください。
第343海軍航空隊全搭乗員データベース
◆紫電改の塗装
紫電改の塗装(カラーリング)は当時の日本海軍機の標準に従い、
機体上面と側面は艶のある暗緑色で塗装されていた。海軍さんから
「塗装はこういう風にやんなさいよ」と、メーカー側に一応に
指示はあるのだが川西航空機、三菱、中島などで、それぞれ
違いが見られるのが興味深い。
関連記事
ゼロ戦の塗装はこちら
紫電改を製造した川西航空機の暗緑色はやや青みが強いのが特徴だ。
機体下面は機種と尾部以外は地肌のままの無塗装で尾翼下の部分だけ
灰色、またはアルミ色に塗装されていた。無塗装は大戦後期から末期に
見られる塗装で、生産を急ぐため、費用と時間を省くためだったと
伝わる。
◆紫電改の日の丸の描き方
紫電改の日の丸(マーキング)は胴体と両翼に描かれた。
胴体の日の丸は直径85センチ。白フチがあり、白縁の幅は
75ミリであった。戦闘301整備科分隊士亀田金夫少尉の
回想によると、白い縁は日の丸の赤が鮮明に見え過ぎるので
消せという指示が出たことがあるという。
一方、主翼上面の日の丸は直径110センチで
下面は直径1メートル。いずれも白縁は無い。※1
いずれにしても塗装や日の丸のマーキング、カラーリングは
機体によって差があり一様ではないことを断っておく。
◆尾翼の機番号と専用機について
垂直尾翼に描かれた機番号について記す。
第343海軍航空隊では各飛行隊を区別するため尾翼にA、B、Cの
三種類の番号をマーキングした。
Aは戦闘301、Bは戦闘407、Cは戦闘701を意味する。
専用機は原則、飛行隊長と分隊長のみで
それ以外の搭乗員は出撃の都度、あてがわれた飛行機に搭乗した。
鴛淵孝大尉の例を見てみよう。鷲淵大尉は白二本帯の飛行機を
使うことが多かった。戦闘701整備科では鷲淵大尉が出来る限り、
この専用機に搭乗できるよう整備努力した。
戦闘301の佐藤精一郎上飛曹は
「出撃のたびに飛行機が変わり同じ飛行機に乗ったことは一度もなかった」
と戦後回想する。※2
◆機体の帯について
胴体の帯は飛行隊長機は二本、分隊長は一本が入っていた。
昭和20年3月19日の松山上空の大空戦以降
各飛行隊が同年4月10日以降、戦闘301飛行隊長
菅野直大尉の発案によって描かれたようである。
菅野直大尉の帯は黄色であり、これは
機体識別を容易にする目的のほか、菅野大尉は
「黄色を塗れば敵機が喜んで集まってくる。そいつをやっつけるんだ」
と整備科先任分隊士加藤種男中尉(機関53期)に語ったという。※3
戦闘701と戦闘407では白であった
分隊長以外の搭乗員が例外的に帯入りの機体を使ったこともある。
昭和20年5月17日、戦闘407の石塚光夫少尉が
哨戒機掃討任務で戦闘407と戦闘701の12機を率いて出撃したときは
市村分隊長のB-25号機に搭乗している。石塚少尉はこの飛行隊の
指揮官であるし、稼働機の不足により、必ずしも飛行機が
揃わなかったことから許容されたこともあろう。
※4
また、分隊士の本田稔少尉は
「私の飛行機は決まっていて帯が入っていた」
と回想し、戦闘407では少し事例が異なっていた可能性がある。
※4
昨今までプラモデルのパッケージや塗装指示書に鷲淵大尉の機体は
「赤」とされている場合が多いが、赤帯は誤りの可能性が高い。
現在では鷲淵大尉は最後まで「白」だったという説が最有力となっている。
赤帯はどの飛行隊にも存在せず目撃者も居ない。どの段階で
プラモデルのパッケージが赤帯になってしまったのか不可解である。
昭和20年7月24日の豊後水道上空の空戦で米空母
サンテンハシントVF-49戦闘飛行隊のジャック・A・ギブソン中尉が
鷲淵大尉の白一本帯の機体を目撃している。このとき鷲淵大尉は
C-13号機であったが、整備が間に合わず、、分隊長の一本帯の機体に
搭乗した可能性も考えられる。
※5
◆林喜重大尉機(B-30号機)の謎
林喜重大尉のB-30号機については不明確な点がある。
林大尉が昭和20年4月11日、最後の出撃でB-29を撃墜し
、阿久根折口に不時着戦死した際に搭乗したとされる
紫電改はB-30号機といわれているが、翌5月16日の
哨戒機邀撃編成表では戦闘407飛行隊の高木由男飛長が
同じ記番号の紫電改に搭乗している。
通例であれば、飛行隊長と分隊長以外が
林の専用機である白い二本帯の機体を使う事はない。
出撃直前に機体不調等により急遽搭乗を変更する場合など
可能性があるが、真実はわからない。
◆日の丸の中の数字
戦闘301のみ、訓練の際、識別のため
石灰で描かれたというが真相は謎が多い。
菅野直大尉のA-15号機は鹿屋進出時に描かれたもので
最後の出撃となった空戦ではA-24号機に搭乗している。
いずれも黄色のニ本帯の機体である。
◆通信について
源田大佐が飛行機も通信機も良いものを全部持って行ってしまった
との避難もあるが、実際はどうなのか343空では機上無線電話の
改善に力を入れ米軍の交信を傍受できるほど明度が向上していた。
従来の日本機の機上無線は雑音がひどく使い物にならない
といった報告が多かった。重いだけで役に立たないからと
降ろしてしまっていた程だ。
この原因は通信機の性能の問題と言うより
エンジンのスパークプラグにシールド(鎧装)が施されて
いなかったため、空電が発生し雑音のもとになったといわれる。
特に大戦後期の飛行機製造過程においては、無線はもとより
エンジンの電気系統のアース(絶縁)不良が著しく
紙で巻いただけの絶縁がはがれ、電線が短絡(ショート)し
トラブルになったケースが多々ある。343空ではアース(絶縁)から改良し
空対地、空対空ともに電話連絡が良好となった。
空中状態がよければ400キロ離れても交信できた。
無線は原則全ての紫電改に搭載したが
飛行隊長、各区体調のみが送信でき、列記は「受信」固定し
よほどの事がなければ喋らない。
空中で互いに目視できる範囲であれば極力手、指信号を使う。
通信は最も重要な戦法のひとつであるが戦闘中、
上下を問わず喋りまくる米軍と大きく異なるところである。
加筆中。
搭乗員のプロフィールについてはこちらを見てください。
第343海軍航空隊全搭乗員データベース
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出典
※1『源田の剣』605頁より
※2同607-608頁より
※3渡辺洋二『重い飛行機雲』
※4『源田の剣』607-610頁
※5同609頁
▲1/144飛龍(ミッドウェイ海戦)が完成しました。
170センチ×36センチの巨大な紙にインクジェットで印刷し
甲板の質感を出すため、マットラミネートでコーティングしました。
最後にコツコツ集めた食玩のゼロ戦(1/144ウイングクラブと
ウイングキットコレクションシリーズ)を固定して完成です。
▲プリントアウトする前のイラストはこちらです。
▲九九艦爆も並べてみましたが、真珠湾時の塗装であることと
数が多すぎてゼロ戦の滑走距離が足りないので
今回は二種類のみとしました。
甲板の半分も並べると目が回ります。
数が多ければいいというものでもないと
解りました。直掩中ということにして
ゼロ戦隊のみでもバランスよかったかな?と思います。
今後はイベント等で機会あれば展示しようと思います。
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1/144「飛龍」試験販売中!
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鷲縁孝大尉機のマーキングについて、わたくし今まで
間違ったイラストを公開しておりました。鴛淵機の帯は
赤ではなく、白が正しいです。プラモデルのパッケージ
など、あまりにも間違ったほう(赤)の絵が多いため
そちらが定説になってしまっていたようです。
申し訳ございません。
つきましては、新しいイラストに差し替えるとともに
新しい情報は以下の通りです。
『源田の剣』によりますと
赤い帯を描いた紫電改を見たという者は誰もいない
そうで、白が正しいです。出回っているプラモデルのパッケージが
赤だったら間違いだと思って白で塗装してあげてください。
こういったことは逐次訂正し、信頼性を高めて参りますので
ご協力、よろしくお願い致します。
昭和19年、ここはビルマの最前線。 それまで工兵中隊を率いてきた
中隊長の戦死によって、 急遽、派遣された新任の水野中隊長は、
陸軍士官学校を卒業した中尉と雖も実戦経験は無く、
歴戦の部下を指揮しなけらばならなかった。
最前線の戦局は士官と雖も解らない。参謀本部からは
「目前の敵を殲滅せよ」 それだけが下令されている。
部下たちは一様に思った。命を預けるには、あまりに頼りない中隊長だ。
それでも互いに命令とあらばやむなし。
真新しい軍服を纏って、水野中隊長の初陣である。
やがて戦闘に突入した。 敵から無数の銃弾が飛んでくる。
熾烈を極めんばかりの 修羅場である。中隊は全員、その場に伏せて
反撃の機会を伺う。 その弾幕の中で水野中隊長の部下は我を疑うような
光景を目にした。 水野中隊長が たったひとり、銃弾飛び交う真っ只中に
ヘルメットもせず、あの真新しい将校の軍服で中腰になり、背筋をピンと
伸ばして佇んでいるではないか。 これでは敵の格好の標的である。
この奇妙な様子を歩兵中隊で同期の橋本中尉が数十メートル後方から見ていた。
「おい!!水野!なにやってんだ!伏せろ伏せろ伏せろ!!」
助けに行くこともできず、 熾烈な銃声にその声はかきけされた。
この戦闘は日本が勝利を収め 奇跡的に水野中隊長も無傷であった。
・・・・・時は経って、平成27年
戦友会でも事ある毎この話題が出て尽きることはない。
「昨日のことのように思い出すよ。俺はあのとき水野はもうダメだと思ったよ。
勇敢だったなあ」
95歳になった橋本がコーヒーを片手に語りかける。
同じく95歳の水野が答える。
「あのときは戦死した前の中隊長の遺骨を抱いていたから 伏せられなかった
んだよ。でもあれで良かったんじゃないかな。 僕は鉄砲もほとんど撃ったことが
無いのに派遣されてきたばかりだったから部下にどうやって信頼してもらったら
いいか、考えていたんだ。 それで、戦死した前の中隊長の力を借りようと思ってね。
僕の命令なんか聞かなくていいからこの前の中隊長とともにみんな前進してくれ、と
いう思いを込めて遺骨を抱えて最前線に行ったんだよ。」
「こっちからの角度じゃ、遺骨を抱えているなんてまったくわからなかったな
何をやってるのか、全然わからなかった」
水野中隊はその戦闘以降、部下の信頼が一気にあがり 終戦まで生き残った。
戦友会での会話の一コマである。 これは単なる武勇のエピソードでなく
当時の若者たちがいかに、真面目に、国ために尽くしていたか
それを物語る重要な証言として書いた。 先の大戦で多くの若者が亡くなった。
きっと こういったエピソードは膨大な数が存在するのだろう。 その多くが語り継が
れることなく、命とともに消えて行った。
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救ってくださっています。
検索などで、ここへ辿り着いて欲しいと願い、紫電改の
第343海軍航空隊(剣)搭乗員データベースを作成しました。
記せる限りの搭乗員名を書き出しました。空欄は調査中です。
三四三空隊史をもとに
揃う限りの資料(記事の最後参照)を参考にしましたが
食い違いなどがある場合、新しい情報、実際の証言
総合的に信憑性が高いと判断されたほうを採用しています。
第343海軍航空隊「紫電改」搭乗員一覧
戦闘301飛行隊(新選組)[戦死傷者]
機種/紫電改
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|
戦闘301 | 菅野直 | 大尉 | 海兵70 | 大村 | 敵戦爆連合邀撃戦。南西諸島上空戦死 | S20.8.1 |
戦闘301 | 井上伊三郎 | 中尉 | 予11 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S19.3.19 |
戦闘301 | 橋本達敏 | 中尉 | 海兵72 | 鹿児島 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 武藤金義 | 少尉 | 操練32 | 大村 | 艦載機邀撃戦闘。豊後水道上空戦死 | S20.7.24 |
戦闘301 | 中袴田哲郎 | 少尉 | 予13 | 紫電改空輸のため松山基地着陸時殉職 | S19.12.29 | |
戦闘301 | 指宿成信 | 少尉 | 甲2 | 大村 | 白菊にて飛行中事故により小倉付近不時着負傷 | S20.5.4 |
戦闘301 | 武谷繁 | 上飛曹 | 丙 | 紫電改空輸中鳴尾にて殉職 | S19.12.20 | |
戦闘301 | 酒井哲郎 | 上飛曹 | 甲10 | 松山基地にて訓練中殉職 | S19.12.27 | |
戦闘301 | 飯田一 | 上飛曹 | 甲10 | 松山基地にて訓練中殉職 | S20.1.1 | |
戦闘301 | 日光安治 | 上飛曹 | 甲10 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S19.3.19 |
戦闘301 | 横島敏 | 上飛曹 | 乙16 | 松山基地にて訓練中殉職。 | S20.4.10 | |
戦闘301 | 青山芳雄 | 上飛曹 | 甲10 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 新里光一 | 上飛曹 | 甲10 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 杉田庄一 | 上飛曹 | 丙3 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。離陸中戦死 | S20.4.15 |
戦闘301 | 起田厚 | 上飛曹 | 大村 | 白菊にて飛行中事故により小倉付近不時着殉職 | S20.5.4 | |
戦闘301 | 桜井栄一郎 | 上飛曹 | 大村 | 白菊にて飛行中事故により小倉付近不時着負傷 | S20.5.4 | |
戦闘301 | 桐山輝雄 | 上飛曹 | 甲11 | 大村 | 索敵制空任務中、喜界島上空で空戦。戦死 | S20.5.4 |
戦闘301 | 常石米保 | 上飛曹 | 乙17 | 大村 | 索敵制空任務中、喜界島上空で空戦。戦死 | S20.5.4 |
戦闘301 | 佐藤精一郎 | 上飛曹 | 甲10 | 鹿児島上空P-51と戦闘負傷 | S20.5.28 | |
戦闘301 | 見上英司 | 上飛曹 | 甲11 | 大村 | 敵艦載機邀撃。鹿屋上空戦死 | S20.6.2 |
戦闘301 | 富杉亘 | 上飛曹 | 丙7 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘301 | 加藤勝衛 | 上飛曹 | 甲9 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘301 | 米田伸也 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 艦載機邀撃戦闘。豊後水道上空戦死 | S20.7.24 |
戦闘301 | 須崎重雄 | 上飛曹 | 丙11 | 大村 | 敵大小機邀撃戦。九州上空戦死 | S20.8.8 |
戦闘301 | 久保典義 | 一飛曹 | 丙11 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘301 | 西村誠 | 一飛曹 | 甲11 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 大森修 | 一飛曹 | 甲11 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 三ツ石幹雄 | 一飛曹 | 丙15 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 浅間六郎 | 一飛曹 | 甲11 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘301 | 清水俊信 | 一飛曹 | 丙11 | 国分 | B-29邀撃。出水上空にて戦死 | S20.4.21 |
戦闘301 | 森山作太郎 | 一飛曹 | 丙15 | 大村 | 敵戦爆連合邀撃戦。南西諸島上空戦死 | S20.8.1 |
戦闘301 | 石川武 | 二飛曹 | 丙15 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 富田広利 | 二飛曹 | 丙15 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 〆本俊夫 | 二飛曹 | 丙15 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘301 | 宮沢豊美 | 二飛曹 | 丙15 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。戦死 | S20.4.15 |
戦闘301 | 今井進 | 二飛曹 | 丙15 | 大村 | 艦載機邀撃戦闘。豊後水道上空戦死 | S20.7.24 |
戦闘407飛行隊(天誅組) [戦死傷者]
機種/紫電改
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|
戦闘407 | 林喜重 | 大尉 | 海兵69 | 国分 | B-29邀撃戦。折口に不時着水。戦死 | S20.4.21 |
戦闘407 | 林啓次郎 | 大尉 | 海兵70 | 大村 | 南西諸島上空制圧。同島付近にて戦死 | S20.6.22 |
戦闘407 | 嶋幸三 | 大尉 | 海兵71 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘407 | 服部敬七郎 | 大尉 | 機関52 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦傷 | S20.8.8 |
戦闘407 | 大塩貞夫 | 大尉 | 海兵72 | 大村 | 敵機邀撃。佐世保上空付近にて戦死 | S20.8.12 |
戦闘407 | 川端格 | 中尉 | 海兵72 | 大村 | 索敵制空任務中、喜界島上空で空戦。戦死 | S20.5.4 |
戦闘407 | 会津清吉 | 中尉 | 予13 | 大村 | 大村基地において試飛行中殉職 | S20.7.30 |
戦闘407 | 石塚光夫 | 少尉 | 操練22 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘407 | 相沢忠義 | 飛曹長 | 乙16 | 松山 | 松山基地にて戦闘訓練中殉職 | S20.3.16 |
戦闘407 | 大原広司 | 飛曹長 | 操50 | 戦傷ののち八月城崎海軍病院にて戦傷死 | S20.5.14 | |
戦闘407 | 中島満夫 | 上飛曹 | 乙16 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘407 | 石田貞吾 | 上飛曹 | 丙6 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘407 | 田中勝義 | 上飛曹 | 丙3 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘407 | 山川市郎 | 上飛曹 | 大村 | 白菊にて飛行中事故により小倉付近不時着負傷 | S20.5.4 | |
戦闘407 | 大関常雄 | 上飛曹 | 丙6 | 大村 | 敵飛行艇邀撃。対馬南方付近にて戦死 | S20.5.16 |
戦闘407 | 磯川質男 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 艦載機邀撃戦。鹿屋上空にて戦死 | S20.5.28 |
戦闘407 | 礎未男 | 上飛曹 | 乙16 | 大村 | 南西諸島上空制圧。同島付近にて戦死 | S20.6.22 |
戦闘407 | 石井正二郎 | 上飛曹 | 大村 | 九州南方空域において敵戦闘機と交戦。戦死。 | S20.7.2 | |
戦闘407 | 野間清爾 | 上飛曹 | 乙12 | 大村 | 敵戦爆連合邀撃戦。南西諸島上空戦死 | S20.8.2 |
戦闘407 | 益本栄 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘407 | 久多見政行 | 上飛曹 | 甲9 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘407 | 原田和彦 | 一飛曹 | 甲11 | 松山 | 松山基地にて戦闘訓練中殉職 | S20.3.8 |
戦闘407 | 狐塚守雄 | 一飛曹 | 甲11 | 松山 | 松山基地にて戦闘飛行訓練中殉職 | S20.3.10 |
戦闘407 | 竹島治彦 | 一飛曹 | 甲11 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘407 | 四枝一男 | 一飛曹 | 甲11 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘407 | 宮本清 | 一飛曹 | 乙15 | 大村 | 敵艦載機邀撃。鹿屋上空戦死 | S20.6.3 |
戦闘407 | 成瀬一丸 | 一飛曹 | 丙15 | 大村 | 敵機邀撃。九州南空域にて戦死 | S20.7.2 |
戦闘407 | 溝口憲心 | 一飛曹 | 乙15 | 大村 | 艦載機邀撃戦闘。豊後水道上空戦死 | S20.7.24 |
戦闘407 | 信田時正 | 二飛曹 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 | |
戦闘407 | 羽藤博之 | 二飛曹 | 出水 | 出水基地にて訓練中負傷 | S20.1.5 | |
戦闘407 | 浅井善二 | 二飛曹 | 特丙11 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘407 | 粕谷欣三 | 二飛曹 | 特乙1 | 大村 | B-29邀撃。大分県上空にて戦死 | S20.5.5 |
戦闘407 | 星野瑛 | 二飛曹 | 特乙1 | 大村 | 敵飛行艇邀撃。女島付近にて戦死 | S20.5.17 |
戦闘407 | 西本宣之 | 二飛曹 | 特乙1 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘407 | 久世龍郎 | 二飛曹 | 特乙1 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘407 | 原利治 | 飛長 | 紫電空輸中兵庫県山中にて殉職 | S20.2.19 | ||
戦闘407 | 斉木世一 | 飛長 | 特乙1 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘407 | 中谷美弘 | 飛長 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 | |
戦闘407 | 松村育治 | 飛長 | 松山 | 松山基地において訓練中負傷 | S20.3.28 | |
戦闘407 | 西鶴園栄吉 | 飛長 | 特乙1 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 |
戦闘407 | 小竹等 | 飛長 | 鹿屋 | 九州上空制空戦。喜界島上空にて戦死 | S20.4.16 | |
戦闘407 | 小間孫七 | 飛長 | 大村 | 索敵制空任務中、喜界島上空で空戦。戦死 | S20.5.4 |
戦闘701飛行隊(維新隊) [戦死傷者]
機種/紫電改
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|
戦闘701 | 鷲渕孝 | 大尉 | 海兵68 | 大村 | 敵機邀撃戦。豊後水道上空にて戦死 | S20.7.24 |
戦闘701 | 松崎国男 | 大尉 | 海兵71 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘701 | 木下一周 | 大尉 | 予備10 | 大村 | P-51と交戦。西彼杵半島上空にて戦死 | S20.7.5 |
戦闘701 | 上島逞志 | 大尉 | 海兵72 | 大村 | 敵大型機邀撃。哨戒中B-24と交戦戦死。 | S20.7.9 |
戦闘701 | 渡部幸博 | 中尉 | 海兵72 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘701 | 保井博久 | 中尉 | 大村 | 索敵制空任務中、喜界島上空で空戦。戦死 | S20.5.4 | |
戦闘701 | 岸本操 | 少尉 | 松山 | 松山基地にて訓練中負傷 | S20.3.5 | |
戦闘701 | 松場秋夫 | 少尉 | 操練26 | 松山 | 敵艦載機邀撃。空戦により負傷 | S20.3.19 |
戦闘701 | 石川広 | 上飛曹 | 松山 | 松山基地にて戦闘訓練中殉職 | S20.3.1 | |
戦闘701 | 石川菊一 | 上飛曹 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 | |
戦闘701 | 遠藤司郎 | 上飛曹 | 甲7 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
戦闘701 | 広留四郎 | 上飛曹 | 丙12 | 大村 | 敵飛行艇邀撃。女島付近にて戦死 | S20.5.17 |
戦闘701 | 山田武夫 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 艦載機邀撃戦。鹿屋上空にて戦死 | S20.5.28 |
戦闘701 | 船越二郎 | 上飛曹 | 乙14 | 大村 | 敵艦載機邀撃。鹿屋上空戦死 | S20.6.2 |
戦闘701 | 柳沢孝 | 上飛曹 | 甲9 | 大村 | 南西諸島上空制圧。同島付近にて戦死 | S20.6.22 |
戦闘701 | 佐久間昂 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 九州南方空域において敵戦闘機と交戦。戦死。 | S20.7.2 |
戦闘701 | 高橋斌 | 上飛曹 | 甲11 | 大村 | P-51と交戦。西彼杵半島上空にて戦死 | S20.7.5 |
戦闘701 | 豊原清志 | 上飛曹 | 丙12 | 大村 | P-51と交戦。西彼杵半島上空にて戦死 | S20.7.5 |
戦闘701 | 初島二郎 | 上飛曹 | 甲9 | 大村 | 艦載機邀撃戦闘。豊後水道上空戦死 | S20.7.24 |
戦闘701 | 駒走俊雄 | 上飛曹 | 大村 | 大村基地にて試飛行中殉職 | S20.7.31 | |
戦闘701 | 吉岡資生 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 敵戦爆連合邀撃戦。南西諸島上空戦死 | S20.8.1 |
戦闘701 | 田浦与樹男 | 上飛曹 | 丙10 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘701 | 横堀嘉衛門 | 上飛曹 | 甲10 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘701 | 村山力 | 一飛曹 | 松山 | 敵艦載機邀撃。空戦により負傷 | S20.3.19 | |
戦闘701 | 箕浦信光 | 一飛曹 | 丙15 | 大村 | 敵飛行艇邀撃。宇久島付近にて戦死 | S20.5.15 |
戦闘701 | 土屋進 | 一飛曹 | 大村 | 南西諸島上空制圧。同島付近にて戦死 | S20.6.22 | |
戦闘701 | 吉田広義 | 二飛曹 | 丙15 | 鹿屋 | 敵艦載機邀撃戦。喜界島上空戦死 | S20.4.12 |
戦闘701 | 藤木喜久男 | 二飛曹 | 大村 | 索敵制空任務中、喜界島上空で空戦。戦死 | S20.5.4 | |
戦闘701 | 森川勝 | 二飛曹 | 大村 | 敵艦載機邀撃戦。鹿屋上空にて戦死 | S20.5.28 | |
戦闘701 | 村元幸雄 | 二飛曹 | 大村 | 敵艦載機邀撃戦。都城上空にて戦死 | S20.6.10 | |
戦闘701 | 佐藤輝一 | 二飛曹 | 丙16 | 大村 | P-51と交戦。西彼杵半島上空にて戦傷 | S20.7.5 |
戦闘701 | 油田末治 | 二飛曹 | 特乙1 | 大村 | 敵機邀撃。九州上空にて戦死 | S20.8.8 |
戦闘701 | 和木逸夫 | 飛長 | 松山 | 敵艦載機邀撃戦。瀬戸内海西部戦死 | S20.3.19 |
偵察第4飛行隊(奇兵隊)[戦死者]
機種/彩雲
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|
偵4 | 高田満 | 少尉 | 乙6 | 哨戒中敵大編隊に遭遇。敵機に体当たり戦死 | S20.3.19 | |
偵4 | 遠藤稔 | 上飛曹 | 甲10 | 哨戒中敵大編隊に遭遇。敵機に体当たり戦死 | S20.3.19 | |
偵4 | 景浦博 | 上飛曹 | 哨戒中敵大編隊に遭遇。敵機に体当たり戦死 | S20.3.19 | ||
偵4 | 土居定美 | 一飛曹 | 松山 | 飛行訓練中殉職 | S20.5.8 |
戦闘第401飛行隊(極天隊) [殉職者]
機種/紫電
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|
戦闘401 | 村田義雄 | 少尉 | 徳島 | 徳島基地にて飛行訓練中殉職 | S20.4.15 | |
戦闘401 | 山口米夫 | 飛曹長 | 松山 | 鳴尾へ要任務飛行中道後付近にて不時着殉職 | S20.5.18 | |
戦闘401 | 菊地暹 | 上飛曹 | 徳島 | 徳島基地にて飛行訓練中殉職 | S20.4.3 | |
戦闘401 | 中根明雄 | 一飛曹 | 松山 | 松山基地にて飛行訓練中殉職 | S20.6.8 | |
戦闘401 | 吉川由夫 | 二飛曹 | 徳島 | 徳島基地にて飛行訓練中殉職 | S20.4.16 | |
戦闘401 | 白浜勝 | 二飛曹 | 徳島 | 徳島基地にて飛行訓練中殉職 | S20.4.27 | |
戦闘401 | 吉田政雄 | 飛長 | 松山 | 松山基地にて飛行訓練中殉職 | S20.3.25 |
戦闘301,401,407,701,偵4飛行隊 [生存者または安否不明者]
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|
戦闘301 | 松村正二 | 大尉 | 海兵71 | ||
戦闘301 | 中西健造 | 中尉 | 海兵72 | ||
戦闘301 | 磯崎千利 | 操練19 | |||
戦闘301 | 沢田壮児 | 中尉 | 予13 | ||
戦闘301 | 馬渕良作 | 中尉 | 予13 | ||
戦闘301 | 田中弘 | 中尉 | 予13 | ||
戦闘301 | 柴田正司 | 飛曹長 | 甲3 | ||
戦闘301 | 笠井智一 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 佐藤精一郎 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 桜井栄一郎 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 浜崎勇 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 増田富雄 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 宮本芳一 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 村木一郎 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 田中安太郎 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 田中昿 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 亀井鉄心 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘301 | 依田興一 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘301 | 大坪通 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘301 | 原田英次 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘301 | 大西秋義 | 甲14 | |||
戦闘301 | 堀光雄 | 飛曹長 | 乙10 | 戦後全日空機長 | |
戦闘301 | 近藤福吉 | 乙12 | |||
戦闘301 | 野口八郎 | 乙12 | |||
戦闘301 | 西岡俐 | 乙12 | |||
戦闘301 | 藤井実 | 乙16 | |||
戦闘301 | 宮崎勇 | 飛曹長 | 丙2 | ||
戦闘301 | 鹿野至 | 上飛曹 | 丙3 | ||
戦闘301 | 駒場三郎 | 一飛曹 | 丙13 | ||
戦闘301 | 沖本堅 | 一飛曹 | 丙14 | ||
戦闘301 | 山田牧一 | 一飛曹 | 丙15 | ||
戦闘301 | 吉原真人 | 一飛曹 | |||
戦闘301 | 有馬潔 | 丙 | |||
戦闘301 | 半田正一 | 丙 | |||
戦闘301 | 吉田健一 | 丙 | |||
戦闘301 | 横山友一 | 上飛曹 | 丙12 | ||
戦闘301 | 今村末治 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 伊沢秀雄 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 田村恒春 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 仲睦愛 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 姫井治 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 深山喜一 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 桜井和彦 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘301 | 中川外喜雄 | 飛長 | 特乙1 | ||
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 |
戦闘407 | 光本卓雄 | 大尉 | 海兵70 | ||
戦闘407 | 市村五郎 | 大尉 | 海兵71 | ||
戦闘407 | 速水経康 | 大尉 | 海兵71 | ||
戦闘407 | 服部敬七郎 | 機関52 | |||
戦闘407 | 成瀬二郎 | 中尉 | 予13 | ||
戦闘407 | 山田肆郎 | 中尉 | 予13 | ||
戦闘407 | 高牟礼春雄 | 中尉 | 予13 | ||
戦闘407 | 沢田万吉 | 操練56 | |||
戦闘407 | 島川正明 | 操練56 | |||
戦闘407 | 本田稔 | 少尉 | 甲5 | ||
戦闘407 | 篠田英悟 | 甲8 | |||
戦闘407 | 高橋弘 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘407 | 伊奈重瀬 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘407 | 森正 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘407 | 中尾秀夫 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘407 | 中野敏 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘407 | 松井秀雄 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘407 | 平山成徳 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘407 | 久保久市 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘407 | 山本富夫 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘407 | 田中利男 | 上飛曹 | 乙11 | ||
戦闘407 | 下鶴美幸 | 上飛曹 | 丙2 | ||
戦闘407 | 小高登貫 | 丙10 | |||
戦闘407 | 石井正臣 | 丙12 | |||
戦闘407 | 青柳茂 | 一飛曹 | 丙15 | ||
戦闘407 | 大沢重久 | 一飛曹 | 特丙11 | ||
戦闘407 | 松本美登 | 一飛曹 | 丙15 | ||
戦闘407 | 大東好美 | 飛長 | 特乙1 | ||
戦闘407 | 高木由男 | 飛長 | 特乙2 | ||
戦闘407 | 蓮井光義 | 飛長 | 特乙2 | ||
戦闘407 | 来本昭吉 | 飛長 | 特乙2 | ||
戦闘407 | 松村育治 | 飛長 | 特乙2 | ||
戦闘407 | 山口伯三郎 | 飛長 | 特乙2 | ||
戦闘407 | 井上修 | 飛長 | 特乙2 | ||
戦闘407 | 谷口実徳 | 予生1 | |||
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 |
戦闘701 | 山田良市 | 大尉 | 海兵71 | ||
戦闘701 | 向井寿三郎 | 中尉 | 海兵72 | ||
戦闘701 | 大村哲哉 | 中尉 | 海兵72 | ||
戦闘701 | 藤田征郎 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘701 | 松場秋夫 | 少尉 | 操練26 | ||
戦闘701 | 坂井三郎 | 少尉 | 操練38 | ||
戦闘701 | 岡野博 | 飛曹長 | 操練54 | ||
戦闘701 | 松本安夫 | 操練55 | 202出身 | ||
戦闘701 | 岸本操 | 予13 | |||
戦闘701 | 瀬木春雄 | 予13 | |||
戦闘701 | 佐々木原正夫 | 甲4 | |||
戦闘701 | 塩野三平 | 甲7 | |||
戦闘701 | 小野正盛 | 上飛曹 | 甲9 | ||
戦闘701 | 小野正夫 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘701 | 高橋良生 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘701 | 古積康雄 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘701 | 三宅淳一 | 上飛曹 | 甲10 | ||
戦闘701 | 渡辺久光 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘701 | 藤田宏治 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘701 | 村中一夫 | 少尉 | 乙6 | ||
戦闘701 | 鹿島考幹 | 上飛曹 | 乙16 | ||
戦闘701 | 村山力 | 乙17 | |||
戦闘701 | 開出正憲 | 乙17 | |||
戦闘701 | 福長薫 | 乙17 | |||
戦闘701 | 杉滝巧 | 上飛曹 | |||
戦闘701 | 中村佳雄 | 上飛曹 | 丙3 | 302空より | |
戦闘701 | 安楽光男 | 上飛曹 | 丙4 | ||
戦闘701 | 八木隆次 | 上飛曹 | 丙6 | ||
戦闘701 | 木村勉 | 上飛曹 | |||
戦闘701 | 栗田徹 | 一飛曹 | 丙15 | ||
戦闘701 | 西元久男 | 丙 | |||
戦闘701 | 丹羽良治 | 二飛曹 | 特乙1 | ||
戦闘701 | 菊地道治 | 二飛曹 | 特乙1 | ||
戦闘701 | 杉田寿男 | 二飛曹 | 特乙1 | B-29邀撃落下傘降下 | |
戦闘701 | 田代政行 | 二飛曹 | 特乙1 | ||
戦闘701 | 山田稔彦 | 飛長 | |||
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 |
戦闘401 | 豊田光雄 | 中尉 | 操練12 | ||
戦闘401 | 普川秀夫 | 操練 | |||
戦闘401 | 淺川正明 | 大尉 | 海兵69 | ||
戦闘401 | 豊田光雄 | 大尉 | 操練12 | ||
戦闘401 | 加藤忠 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 外海信雄 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 五十嵐準一 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 狭間俊雄 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 伊藤暢英 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 宮本幸久 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 新井田真 | 中尉 | 海兵73 | ||
戦闘401 | 伊藤貞勝 | 予13 | |||
戦闘401 | 伊勢芳美 | 予13 | |||
戦闘401 | 新藤馨 | 予13 | |||
戦闘401 | 塙明次郎 | 予13 | |||
戦闘401 | 水田明友 | 予13 | |||
戦闘401 | 山本一好 | 予13 | |||
戦闘401 | 由本栄作 | 予14 | |||
戦闘401 | 稲垣次男 | 15志 | |||
戦闘401 | 呉林俊男 | 17志 | |||
戦闘401 | 林俊治 | 16徴 | |||
戦闘401 | 土山牧群 | 甲9 | |||
戦闘401 | 糸井邦男 | 甲10 | |||
戦闘401 | 丸谷益 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘401 | 寺崎溢男 | 上飛曹 | 甲11 | ||
戦闘401 | 岩本宗一 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 内田陽樹 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 上山高義 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 中山義雄 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 村上徹夫 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 田誠之 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 新谷悟 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 東芳夫 | 上飛曹 | 甲12 | ||
戦闘401 | 岡井玄房 | 乙16 | |||
戦闘401 | 唐沢重善 | 乙16 | |||
戦闘401 | 井上義明 | 乙17 | |||
戦闘401 | 山崎岩敏 | 乙17 | |||
戦闘401 | 井上悠雄 | 乙18 | |||
戦闘401 | 小関武夫 | 乙18 | |||
戦闘401 | 原文雄 | 乙18 | |||
所属 | 氏名 | 階級 | 期別 | 発進 | 概要 |
偵4 | 橋本敏男 | 大尉 | 海兵66 | ||
偵4 | 伊奈達郎 | 上飛曹 | 甲10 | ||
偵4 | 井手今爾 | ||||
偵4 | 井上保郎 | ||||
偵4 | 飯塚英三 | ||||
偵4 | 伊藤三郎 | ||||
偵4 | 小倉啓志 | ||||
偵4 | 及川喜久男 | ||||
偵4 | 小沼洋 | ||||
偵4 | 川浪重年 | ||||
偵4 | 田中三也 | 飛曹長 | |||
偵4 | 綱島正二 | ||||
偵4 | 安岡豊松 | ||||
偵4 | 松村雄 | ||||
偵4 | 福井正 | ||||
偵4 | 桜井良作 | ||||
偵4 | 結城幸志 | ||||
偵4 | 宮尾幸夫 | ||||
偵4 | 妹尾義人 | ||||
偵4 | 鈴木茂男 | ||||
偵4 | 鈴木保男 |
343空の猛者たち
時間の許す限り調べて書いていきます。
◆久保典義一飛曹
丙種予科練11期
マリアナ沖海戦の生き残り。
第261海軍航空隊所属、ゼロ戦でパラオ大空襲のさい
(昭和19年3月)ペリリュー邀撃戦等、サイパン・アスリート基地を
拠点としマリアナ方面の戦いで活躍。あ号作戦を戦い抜き、
第261海軍航空隊解隊とともにフィリピンの第201海軍航空隊を
経て、第343海軍航空隊へ編入。紫電改搭乗。
昭和20年3月19日敵艦載機邀撃戦で瀬戸内海西部戦死
◆松場秋夫少尉(343空指導的搭乗員)
紫電のエース。
大正三年生まれ。三重県出身。操練26期。
昭和11年空母「加賀」乗り組み、翌12年、日華事変勃発。
上海上空の空戦でダグラス偵察爆撃機を初撃墜。空母「龍驤」乗組みのち
内地勤務、横須賀鎮守府直属301空戦闘601「雷電」搭乗。
(藤田怡与蔵大尉指揮)に所属。硫黄島進出の折、ゼロ戦でF6Fを
6機撃墜。「紫電」の戦闘701所属後、台湾沖航空戦では紫電で
F6Fを4機撃墜。フィリピンの戦いに参加。マバラカットに残る最後の
紫電4機のうちの一機。ツゲガラオに移りリンガエン湾出動を経て
輸送機で台湾、そして第343海軍航空隊へ。このとき31歳。
飛行時間は3,700時間で、戦時において10年以上。
石塚少尉と並び飛びぬけた飛行経験を積んでいた。
源田大佐に見込まれ、着任後間もなく、全搭乗員を集め
2時間の講義を行った。のち中尉。
◆石塚光夫少尉(343空指導的搭乗員)
大正二年生まれ。操練22期。343空最年長格。
横須賀海兵団入団後、戦艦金剛乗り組み。機関員を務める。
操練卒業後「鳳翔」乗組み。霞ヶ浦海軍航空隊教員-大村空-九六艦戦で
上海空輸任務従事。14空-一空曹として広東攻略作戦参加-鈴鹿空
教員-ゼロ戦でハノイ、昆明進出、敵戦闘機十数機を撃墜。
15年矢田部空-17年大分空-大井空-19年-神ノ池空-最後の艦隊航空隊
601空戦闘106飛行隊。343空に編入した際は32歳。
愛称は「チャン」で隊員のお父ちゃんとして慕われた
飛行場に出没する野良犬を大事にし、虐めるととても怒った。
とても優しいお父ちゃんだったという。
昭和20年8月8日熊本上空で戦死。
◆指宿成信少尉(343空指導的搭乗員)
甲飛予科練2期出身。鹿児島県出身。
在フィリピンの戦闘401「紫電」隊基幹搭乗員であったが
第343海軍航空隊へ抜擢後、戦闘301飛行隊中隊長にして
指導的立場を担いつつ紫電改で数々の空戦を戦う。
数名で白菊に乗り合い、紫電改を受領途中
事故により小倉付近へ不時着負傷。その後の安否不明。
兄は同じく海軍で戦闘機搭乗員の指宿正信大尉(赤城-261空-201空、
終戦時横須賀海軍航空隊で少佐)兄弟揃って紫電改で実戦を戦った。
唯一の例である。
◆大原広司飛曹長(343空指導的搭乗員)
在フィリピンの戦闘401「紫電」隊基幹搭乗員。
第343海軍航空隊へ抜擢後、戦闘301飛行隊
指導的役割の搭乗員となる。
◆本田稔少尉(343空指導的搭乗員)
別記する。
◆下鶴美幸上飛曹(343空指導的搭乗員)
台南空(ラバウル進出前)-空母瑞鳳艦載機搭乗員。
南太平洋海戦に参加。
◆田中利男上飛曹(343空指導的搭乗員)
204空ブイン上空で被弾落下傘降下。瀕死の重傷を負い
漂流するも生還。
◆宮崎勇少尉(343空指導的搭乗員)
大正八年、香川県出身。丙2。水兵として艦隊勤務後、飛行練習生を
志願卒業。252空ラバウル進出-343空。252空時代、空戦後に
手負いのヘルキャットを(VF-10フレッチャー・ジョーンズ少尉)
を発見したが反撃不可能とみてこれを逃したエピソードが残っている。
◆堀光雄飛曹長
乙10-台南空(在ラバウル)-582空教員配置ののち
大村空-海南島三亜空で南寧攻撃に参加。
高雄空で台湾沖航空戦に参加。終戦までに飛行時間1700時間
撃墜11機。戦後全日空機長。
◆杉田庄一飛曹長(343空指導的搭乗員)
別記。
◆磯崎千利大尉
大正二年愛知県生まれ。四等水兵から大尉まで叩き上げで昇進した
人物。龍驤-加賀-12空-台南空-大村空-251空-204空-201空
302空-343空分隊長。飛行時間は4,000時間以上。
戦後、松山市でうどん店経営。
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出典
『三四三空隊史』戦友遺族による手記
『源田の剣改訂増補版』ヘンリーサカイダ・高木晃治共著
『日本海軍のエース』ヘンリーサカイダ著
『海軍戦闘機隊史』零戦搭乗員会
『日本海軍戦闘機隊改訂増補版』
『第三四三海軍航空隊戦闘詳報』防衛省所蔵
ニッチな市場ですが、奮戦していると感じます。
地元の本屋さんに置いてもらった拙著ですが
平均して1~3冊売れています。
仮の話なのですが、
TSUTAYAさんが全国におよそ1400店舗あるので
もしTSUTAYAさんが置いてくだされば、
ざっくり計算して、3000冊近くの売り上げとなります。
これをご覧になっている本屋さんの関係者の方々
ぜひ、ご検討をよろしくお願い致します。
通信販売では最近は一日1冊のペースです。
在庫も残り僅かとなりましたが、すぐには
増刷できません。というのは
第二版は資料を再度精査し、新たに加わった
情報を追加しなければならないと感じているからです。
本を出してから多くの方から連絡を頂戴し
新たに分かったことが数多くあります。
これらをぜひ盛り込みたいのです。
本を買ってくださった方、また宣伝してくださった方、
興味を持ってくださった方、本当にありがとうございます。
心よりお礼を申し上げます。
1/144「飛龍」に戦闘機隊を搭載しました。
これから彗星、九九艦爆と、九七艦攻を揃え、
最後にそれぞれの搭乗員名を記した銘板を作成します。
コツコツ買い集めた1/144スケール食玩のゼロ戦を量産しています。
完成次第、甲板に並べていきます。
最近は寒くて塗装ができないので、 彩色済みのキットを
組み立ててみました。 定番の1/48ゼロ戦は トミーテック製の
スケルトン機です。 かなりのクオリティでおすすめのキットです。
そのまま組んでも簡単でそれなりのものが出来上がりますし、
エナメルでウェザリングを施せば、かなりリアルな作品が出来上がります。
こだわりの1/144スケールで半分だけ試しに印刷して みました。
食玩の模型がそのまま使えます。 零戦を大量に組み立て、
ミッドウェイの 大ジオラマを製作中です。
まだまだ定数に足りませんが、 逐次続きをアップしていきます。
大人万歳。