
P-51C鹵獲機。
陸軍は大陸戦線で不時着期のP-51Cを鹵獲した。内地へ空輸すべく
修復を施し飛行可能状態とした。途中、この機体の機密保持を狙った連合国の
襲撃を受けながらも、広大な大陸を何度も給油しながら、無事福生飛行場までの
空輸に成功した。
このP-51Cはファストバックであることから旧型と誤解されがちだが、最終型の
P-51Dと同様のだ大馬力のマリーンエンジンを搭載した最新鋭機であった。
福生の航空審査部では黒江少佐が元祖アグレッサーとなって、四式戦部隊を襲撃。
戦技指導を行った。
機体の稼働には高オクタン(オクタン価100程度と推される)が必要であったが
別途列車で輸送した。昭和20年初夏、オルタネータ(発電機・ダイナモの一種)
を破損し、飛行不能となり、代替部品を探しているうちに終戦を迎えた。扱いに
繊細さを求められる鹵獲機としては比較的、長寿命な機体であった。
蛇足であるが、皮肉なことに譽エンジンを搭載した四式戦もオクタン価100の
燃料を必要としたが、当時、補給線を分断され、燃料精製も極めて僅かしか
供給できなかった(ゼロ戦のオクタン価は86と案外低い)情勢下にあり
充分なポテンシャルを発揮できた四式戦は皆無といっても良いかもしれない。

B-17鹵獲機。
陸軍航空審査部は大陸戦線で2機のB-17を鹵獲。飛行可能状態に修復した。
日の丸を描いた2機のB-17が富士山を背景に飛行する写真が実在する。
陸軍が旧式化した九三式重爆の後継機としてドイツ空軍に供与を求めた機体。
当初は良好な関係で供与に対する協議が進められていた。
しかし、このHe-111が案外と高性能ということが判明するにつれて、
ドイツは日本側に供与するのが惜しくなったので、一転して供与反対の立場に
交渉が翻ってしまった。
美しい流線形のHe-111が(おそらく日本名も検討されていたことであろう)
日の丸を描いて飛ぶことは叶わなかった。
陸軍はテクノロジーとしてはHe-111と比較して劣るものの、
万が一の複案として検討していたイタリア空軍の
フィアットBR.20重爆機(日本名、イ式重爆)の調達を実施した。
日独伊三国同盟が締結する以前のエピソードであるが、三国の関係は
極めて良好であった。
クラウドファンディング実施中!
『戦鳥』第二版/補足増強版、出版にご支援をお願いいたします!
フライング・タイガース
支那事変(真珠湾攻撃以前)において中華民国を支援した航空部隊。
正式名称は「アメリカ合衆国義勇軍」(American Volunteer Group…AVG)
指揮官はクレア・L・シェンノートで、シャークマウスと飛虎のマークを
あしらったP-40戦闘機を用い、日本の陸軍飛行戦隊と空戦を展開した。
これに対する米国の主張は次の通りである。
「あくまで交戦国は中華民国と日本であり、我々米国は、機体と
パイロットを中華民国に供与し支援を行ったに過ぎない」
P-40の機体には中華民国の識別表を描いていたが、上記の如く
パイロットはアメリカ人であり、機体も米軍機そのものであり
事実上は真珠湾攻撃前に行われた日米による空戦であった。
クラウドファンディング実施中!
『戦鳥』第二版/補足増強版、出版にご支援をお願いいたします!
レディーフォー(クラウドファンディング)
準備が整いました。現在、審査中でございます。
滞りなければ3日以内に公開・支援者募集の
開始となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
追記1
審査を通過致しました。数日中の開始となります。
その折はこちらのページでURLを案内致しますのでいましばらく
お待ちくださいませ。
追記2
いつでも開始できる状態になりました。
あとはこちらからのオペレーションで開始しますが
9日(火曜日)にスタッフ全員でミーティングを行ったのち開始となります。
懸念事項が一点ございまして、コミケ開催の有無です。
コミケが中止となれば募集期間を長く伸ばすことが出来ます。
またコミケでの配本分も勘定に入れなければなりません。
いつ発表かわからない状況ですので、現在のところ、コミケは中止を
前提として進めさせて頂こうと考えています。
長い道のりのスタート地点です。
皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
追記3
コミケの延期が決定しました。2021年冬の開催を目指すそうです。
よってレディーフォー(クラウドファンディング)の募集期間を
熟慮致しまして開始致します。
追記4
レディーフォー(クラウドファンディング)の募集期間が
3月13日-5月13日までに決定いたしました。
13日の10時頃にURLを公開します。
追記5
クラウドファンディング募集開始。スタートが肝心なのでこの土日で
プロモーションに尽力します。
https://readyfor.jp/projects/ikusadori