お陰様で
拙著『パラオ戦跡を歩く』の在庫が残り僅かとなってきました。
今すぐに売り切れることはないでしょう。しかしこのペースで試算致しますと
半年程度での完売が予想されます。
諸々の事情により、第二版の予定は今のところございませんので
何卒ご容赦願います。
バベルダオブ島の九五式戦車を見に行ってきました。
この九五式戦車は昨年、ババルダオブ島のシャングル奥地で
発見されたばかりです。全部で六両以上が確認できました。
11月24日に編成された郡司三好大尉の師団直轄戦車隊と
推定されます。
郡司戦車隊は、ペリリューで玉砕した天野戦車隊の補充部隊として
編成され、そのままバベルダオブ島で終戦を迎えました。
武装解除の際、米軍への引き渡しを拒み
隠密裏に土に埋めたものと思われます。
砲塔は失われていますが、内部の様子は当時のまま
保存されていました。周囲にはこの戦車のほかに
軍用車両が数多く眠っておりました。
当時の第十四師団編成表がこちらです。
弾倉が確認できます。発掘してから雨ざらしなので
水がたまっています。
こちらも水たまりのように見えますが、同じ戦車の天蓋です。
パラオで撮った写真は
たくさんあるので少しずつアップしています。
IV号戦車(PanzerIV)のフリー素材イラスト(シルエット)完成しました。
PNG形式でのダウンロードは上の画像をクリックして保存して下さい。
アウトラインデータをご希望の方はお問い合わせください。
ご利用の関してのお願い
必ずご覧ください↑
プラモ製作日記。1/48スケールB-29完成しました。
ゼロ戦との大きさの違いを理解してもらう為に
イベントなどで展示しようと考えてます。
本土空襲では、これが200機も攻めてきたのですから、
大変なことだと思います。
もし、作ってみようという方がいらっしゃましたら
こんなにでっかくなります。ご参考ください。
製作中の写真はこちらです。
航空自衛隊市ヶ谷基地にて、
航空幕僚副長の丸茂空将と、広報室長の植森一佐を表敬しました。
隣の女性はピアニストの久保亜未先生です。
今回は先生が編曲に尽力された「飛燕戦闘機隊々歌」の楽譜を
閣下にお渡ししました。閣下には特段の御厚意を賜り、
「飛燕戦闘機隊々歌」を航空自衛隊音楽隊で
再編曲・録音して頂く運びとなりました。
飛燕戦闘隊々歌は飛燕が高度一万メートルを飛翔する姿を表現した
明るく力強いメロディーが特徴であります。
戦後、「飛燕」の飛行第244戦隊出身者は、航空自衛隊
第一航空団初代飛行隊長小林照彦をはじめ、6名以上が
航空自衛隊で活躍。その黎明期を支えました。ゆえに
当楽曲は航空自衛隊とは極めて縁が深ものであります。
譜面、歌詞の再現および保存は、飛燕のパイロットであり
元・航空幕僚長の竹田五郎氏の協力のもとで行いました。
この活動は飛燕で敢闘した方々の武勇顕彰と、散華された方々を
偲ぶものであります。
取材途中だった小埜隆大尉殿が本日亡くなりました。
先月、お会いしたときはとてもお元気そうだったのですが
突然の訃報に言葉がありませんでした。
小埜大尉殿は戦後も陸将で活躍され、ラストサムライとも称された方でした。
取材の途中でまだまだお聞きしたいことが沢山あったのですが、
残念です。いずれも対象は超高齢者です。その都度、次の機会はないものと
覚悟はしているつもりですが、それでもこたえるものがあります。
謹んでご冥福をお祈り申し上げるとともに
今日日本の礎を築いてくださったことに心より
感謝申し上げます。