九五式軽戦車(バベルダオブ島)
バベルダオブ島の九五式戦車を見に行ってきました。
この九五式戦車は昨年、ババルダオブ島のシャングル奥地で
発見されたばかりです。全部で六両以上が確認できました。
11月24日に編成された郡司三好大尉の師団直轄戦車隊と
推定されます。
郡司戦車隊は、ペリリューで玉砕した天野戦車隊の補充部隊として
編成され、そのままバベルダオブ島で終戦を迎えました。
武装解除の際、米軍への引き渡しを拒み
隠密裏に土に埋めたものと思われます。
砲塔は失われていますが、内部の様子は当時のまま
保存されていました。周囲にはこの戦車のほかに
軍用車両が数多く眠っておりました。
当時の第十四師団編成表がこちらです。
弾倉が確認できます。発掘してから雨ざらしなので
水がたまっています。
こちらも水たまりのように見えますが、同じ戦車の天蓋です。
パラオで撮った写真は
たくさんあるので少しずつアップしています。
この車輌は特二式内火艇と思われますがいかがでしょうか?
投稿: 稲田哲也 | 2019年12月13日 (金) 03:40