2019年1月 6日 (日)

Tシャツカラープリント機

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Tシャツの生産を外注していたので、自社で行いたいと
以前から考えていました。そこで、昨年秋に
西新宿のEPSONショールームにお邪魔し、最新鋭のプリンターを見学し
サンプルを作ってきました。
 
今回、導入を検討したのは
6色インクジェットのフルカラーTシャツ用プリンターです。
 
機械そのものは家庭用のインクジェットプリンターと同じ仕組みでですが
大きさは畳二畳分あります。Tシャツの生地が真っ黒でも
良質な白インクをふんだんに吹き付けることによって、
鮮やかな色が出ます。最高品質と言っても良いと思います。
 
価格ですが、
定価で購入した場合、約160万円で
これに補機類(高熱プレス機等)を入れるとざっくり200万円くらいの
設備投資です。インクが一色10リットルで8万円くらい。
 
ランニングコストとしては、画像のTシャツ一枚あたり800円くらいが
原価になります。内訳は電気代とインク代、Tシャツの生地代です。
電気代はプレス機が1キロワット/アワーで8時間稼働したとして
一日千円くらいになります。これに人件費と利益を計算すれば
現時点でのおおまかな損益分岐点が計算できるかと思います。
  
これを導入すれば小ロッドのお客さんにも在庫を抱える必要なく
欲しいものを届けられる。今まで売ってきた実績や販売経路も
あるので利益も出るでしょう。
しかし、これを導入すると、弊社はデザイン業を大幅に縮小して
ほとんど製造専念になります。
  
デザインでずっとやってきましたので、今回は導入を見送ることにしました。
 
そこで、
起業をお考えの方で、
弊社のイラストやデザイン(主に飛行機のストックが多いですが、
その他キャラクター、オリジナルデザイン等、基本的に何でも描きます)
を使って、Tシャツ販売会社を
はじめたい、という方がいらっしゃいましたら
相談に乗ります、よろしくお願いします。
上記の通り、資本金を用意して頂く形になりますが、
デザインはこちらで提供できます。 
 
法人・個人問わず
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

2019年1月 5日 (土)

知覧の疾風

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航空機ファンに朗報です。知覧の疾風の分解が始まります。
期間内は写真撮影可能になります。

2019年1月 3日 (木)

心より御礼申し上げます

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旧陸軍桶川飛行学校を語り継ぐ会の鈴木様ならびに瀬戸山様が
拙著『陸軍飛行戦隊総覧』に全て目を通してくださって
正誤を表にして送ってくださいました。まだまだ勉強不足の未熟故、
恥ずかしい限りですが
こうして貴重なお時間を頂いて、誠にありがたく、感謝の極みです。
  
第二版(商用出版となります)ではこれらを全て洗い出し
修正したいと考えております。
 
改めまして心より御礼を申し上げます。
 
このほかに、航空史研究家の栗原様にも感想を頂戴しており
誤り以外にも、
「このエピソードはぜひ盛り込んだ方が良い」
との貴重な情報も頂戴しており、誠にありがたく
拝見しています。期待を裏切らないよう、編集作業を続けて参ります。
 
追記
鈴木氏にはこちらのブログ記事とは別に
即日お礼状を出しています。

なんてこったー!

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正月から体調崩してしまいました。
 
業務のメールも電話もこない、執筆に集中できる
正月の貴重な時間が失われてしまう(泣)
ほんとうに悔しいです。
 
近所に24時間営業の薬局があるので有難い。
一日で治すぞー!!!

2019年1月 1日 (火)

イベント予定

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砲雷撃戦!よーい!四十六戦目(BS祭02内)
2019年1月20日
東京ビッグサイト
 
ドールズフロントライン / 少女前線/GirlsFrontline
響け!ユーフォニアム / わたモテ / アリスギア・アイギス
アズールレーン / けものフレンズ / TYPE-MOON
ストライクウィッチーズ / ガールズ&パンツァー
艦隊これくしょん / 東方project
各オンリーイベント
 
公式サイト
http://www.bs-fes.com/index.html
 
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COMITIA(コミティア)127
2019年2月17日(日) 11:00~16:00
有明・東京ビッグサイト西1・2ホール
創作オンリーイベント 
 
公式サイト 
http://www.comitia.co.jp/
---------------------------------------------------------- 
 
東京とびもの学会

2019年3月3日
東京都板橋駅前ハイライフプラザいたばし
航空宇宙系オンリーイベント
  
公式サイト 
https://tokyo.tobimono.org/

リンクページ

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◆鐵ハヤテの戦争コレクション
鐵ハヤテさんが戦前戦中に作られた戦争関係の
骨董品を収集し、解説するブログです。
 
◆赤井照久のブログ
雑誌『丸』に寄稿されている
赤井照久さんのサイトです。
  
◆S☆N☆2
搭乗員の肖像画を描かれている
とみーさんのサイトです。
 
◆紫電改を伝えたい!あいなんからの祈り
愛媛県愛南町紫電改展示館館長さんのブログです。
  
◆wonderful-world
パラオ・インアパックツアーズにて
カヤックツアー専門ガイドとして独立された
安藤拓也さんのサイト。ネイチャーツアーはもちろん
カヤックからしかアクセスできない戦跡もあります。

平成三十一年正月

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

2018年12月30日 (日)

呑龍さま(どんりゅうさま)

呑龍さま(どんりゅうさま)
 
群馬県太田市金山町にある大光寺の通称で、戦国時代から
江戸時代前期にかけて実在した浄土宗の僧である。
 
「呑龍」は当時、多くの子どもが間引かれて殺されていたことを
悲しみ、これらの子供を弟子として引き取って育てたため、
後世の人々から「子育て呑龍」「呑龍さま」と広く慕われた。
現在も子育て祈願の対象として信仰されている。
 
中島飛行機の創業者である中島知久平がプロペラ一本一本を削る
ところから始めた小さな飛行機工場は、この呑龍さまの近くに構え、
周辺住民からは呑龍飛行機工場などと呼ばれた。
 
これが由来して、中島飛行機が大企業に発展した後の昭和
15年、キ49 百式重爆撃機が開発された折、「呑龍」の愛称が
つけられる事になった。

しらすせんべい

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年末年始はスタッフも業務メールも来ないので、
集中して本が書けます。
食事と睡眠は充分ですが、陽の光を浴びたいので
31日だけは遊びに行こう!と思ってたんですが
車がパンクしました!なんてこった!
 
それで、しょんぼりしていたら、昨日の夜、友人が
孤独死してないか調べに来てくれました。
それで食糧を置いていってくれました。
本当に有難いことです!
  
「篠原さん、冷蔵庫の中からっぽだそうでー」
 
なぜそれを?
 
「Tさん(スタッフ)が言ってました」
 
ぐはっ!!!恥ずかしい!
心配かけてすいません。いまはもう大丈夫です。
ありがとうございます。

一式戦闘機「隼」型式の違い

Ki43

一式戦闘機「隼」(キ43)は中島飛行機により設計・生産された帝国陸軍を
代表する戦闘機 である。正式採用は昭和16年(皇紀2601年)で
皇紀の末尾を取って正式名称を一 式戦闘機、愛称を「隼」と呼称した。
 
大東亜戦争の開戦と共に大陸戦線、マレー半島 ビルマ等に投入。
連戦、連勝を続けた。映画『加藤隼戦闘隊』で一躍有名となり、
国民から広く親しまれた。一機当たりの価格は当時の金額で
9000円~1万円と伝わる。

Photo 隼の初期型となる一型は二枚プロペラで、火力は胴体に7.7mm
機関銃2挺を装備。零戦と同じ栄エンジン(陸軍名称ハ-25)を搭載した。
陸軍の主力 戦闘機としてアップデートを繰り返しながら終戦まで運用された。
隼は、二型、三型 と進むにつれ、重戦闘機と同様の改造が加えられていった。
総生産機数は5,700機 以上と、陸軍の航空機としては最も多い。
   

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一型/甲
一式戦「隼」の量産初期型。1型甲では7.7mm機関銃
2挺を装備し、ハ25エンジンを搭載した。
 

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1型/乙
1型甲では7.7mm機関銃2挺のみだった武装を大東亜戦争開戦前に
片側のみ12.7mm機関砲に換装したモデル。当初、12.7mmの信頼性が
確立されれおらず、このような措置となった。
 

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1型/丙
1型乙では片側のみだった12.7mm機関砲の信頼性が確保されたため
ようやく両方を12.7mmに換装したモデルとなる。全備重量は2048kg。
最高速度は高度4000メートルにおいて495km/hであった。
 

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2型前期
エンジンを零戦52型と同じ栄二一型(陸軍名ハ115)に換装し1150馬力に
パワーアップ。これに伴い、プロペラが三枚となる。左右翼端を30cmずつ
短くし、全備重量は2590kgとなる。最高速度は高度6000メートルにおいて
515km/h。五重環状骨油冷却器を採用した。1型との最も簡単な見分
け方はプロペラ枚数で、2型から3枚プロペラとなる。
 

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2型中期
五重環状骨油冷却器を撤廃し、代わってエアインテークの
大型化と形状変更を行ったモデル。
 

2c 
2型後期
カウリングを再設計し、前部を絞り込み丸みを帯びた形状となる。
前方や横から見るとデザインの違いが分かりやすい。
また、排気管の形状を僅かに変更しているのも特徴。
 

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2型最終期
エンジン側面の集合排気管を、それまでの円形型からカバーをかぶせた
直線型に変更した。2型としては最も最後に生産された。
エアインテークも若干の変更が加えられている。
 

2e 
2型(改)
エンジンとカウリング形状はそのまま、それまでの集合排気管を廃止し
この時期の陸海軍機全般にみられる、推力式単排気管を採用した
モデルとなる。3型との見分け方は排気管の本数と形状。
 

3a  
3型甲
エアインテークをより大型化し、エンジンはハ115二型を搭載。
最高速度は高度5850mにおいて560km/h。ただし航続距離は機内
燃料600km、落下タンク装備で1360kmに低下した。
 

3b 
3型乙
20mm機関砲2門を搭載した隼の最終型。試作のみに終わる。
4型も検討されたが(4型は二千馬力の誉【ハ45】エンジンの搭載が検討された)
四式戦闘機「疾風」生産に集中するため、陸軍における隼の歴史はここに終わった。
  
以上