スマートフォン向けページの修正を行いました。
これでたぶん、パソコンと同じように閲覧できるはず・・・ですが
スマホを持ってないので確認できず、すみません。
不具合などありましたらお知らせ頂けましたらありがたいです。
スマートフォン用メニュー
https://soranokakera.lekumo.biz/tesr/1999/01/post-c7e8.html
長寿訓というのがマイブームなので、掛け軸風にデザインしてみました。
(と言っても背景は買ったものですけど)
こういった日本の古きものが大好きです。
◇還暦(かんれき) 六〇歳でお迎えが来たら「只今、留守」と言え
◇古希(こき) 七〇歳でお迎えが来たら「まだまだ早い」と言え
◇喜寿(きじゅ) 七七歳でお迎えが来たら「急ぐな老楽はこれから」と言え
◇傘寿(さんじゅ) 八〇歳でお迎えが来たら 「何の、まだまだ役に立つ」と言え
◇米寿(べいじゅ) 八八歳でお迎えが来たら「もう少し米を食べてから」と言え
◇卒寿(そつじゅ) 九〇歳でお迎えが来たら「そう急がず共、良い」と言え
◇白寿(はくじゅ) 九九歳でお迎えが来たら「こちらからボツボツ行く」と言え
まだまだ続きがあります!
百寿(ひゃくじゅ)=100歳
茶寿(ちゃじゅ)=108歳
皇寿(こうじゅ)=111歳
大還暦(だいかんれき)=120歳
同じ用途の飛行機でも、アメリカとロシアではまったく形が違うのは
なぜか。それは進化の歴史が土台から違うからです。
写真はロシア空軍の哨戒機ツポレフTu-95です。外国軍機が
頻繁に日本の領空へ来襲し、航空自衛隊機がスクランブルを行っていますが
この飛行機がその、ひとつの正体です。Tu-95は
もともとソ連時代に設計された戦略爆撃機で
ロシア語でТу-95トゥー・ヂヴィノースタ・ピャーチと呼称します。
(この機体は二重反転プロペラ機です。
二重反転プロペラについてはまた別に書きます)
この飛行機を見て、日本人は変わった形をしているなあ
と思うかもしれません。
別々の進化を遂げてきた東西の機体は、現在においても
世界各地でライセンス生産等が行われ、アメリカ側とロシア側の
二大勢力となっています。
アメリカが組長の親分だとすると、その手下に日本、韓国などがあり
同じ戦闘機を使っています。
一方、ロシア親分は手下に中国軍、北朝鮮軍などがおり、
いずれもスホーイなどをベースに少し劣化した飛行機を
使っています。
ヨーロッパ組は少し事情が変わっているので、ここでは割愛します。
古くはロケット開発で顕著に見られた、東西の違いは
セルゲイ・コロリョフ(ソ連)と、ヴェルナー・フォンブラウン(アメリカ)
の二人の偉大なるパイオニアが存在したことから
別々の道を辿ることになります。
科学は突き詰めてゆくと大概同じような形になりますが
それまでの積み重ねがあってのことで、ロシアとアメリカは
例えるならば、二つの巨大な塔を建設する目的は同じでも
基礎から違っているので、てっぺんでは全然別の形のものが出来上がって
それが実に興味深いという話を此処で楽しみたい訳です。
もとはナチスドイツでV2ロケット(核ミサイルの原型)を開発していた
フォンブラウン博士は、アメリカへ亡命し、その技術を生かして
サターンロケットを開発し、やがて月へ到達します。
一方、ロシアのコロリョフ博士は人類(ガガーリン)を初めて宇宙に
送ったソユーズロケットの父で、ソユーズは現在でも
ほぼ同じ形で現役。スペースシャトルの退役した現在、
アメリカに代わり、国際宇宙ステーションへのメインの
宇宙船として忙しく働いています。
ソユーズは見た目は変わりませんが、
中身はアップデートが繰り返され、別物と云われております。
ロシアという国はハードを長く使う傾向にあるようで、
その完成度の高さは凄いです。
そういった具合だったのですが、宇宙開発という分野では1975年7月に
アメリカの「アポロ18号」とソ連の「ソユーズ19号」がそれぞれ
打ち上げられ、宇宙でドッキングし、
「もうこれからはお互い仲よく協力してやりましょう」といって
アメリカとロシアが協力関係になりましたので終わったのです。
かくして宇宙から国境が無くなりました。
ところが地球上ではそううまくいかなかった。冷戦が終結しても
戦争はなくならないし、それに伴って、東西の兵器は
別々に進化を続けています。
アメリカ親分の戦闘機はFシリーズといって
古くはF4FからF6Fなどのレシプロ戦闘機からはじまって
F4、F15、F16、F35などのジェット戦闘機が開発され
子分である日本にも劣化バージョンが送られてきました。
▲アメリカ軍原型のFシリーズ
もとをたどれば、ソ連との国境線にあります、我が日本は、冷戦時代に
アメリカだけでは極東の防衛が難しくなったので、航空自衛隊を発足し
「忙しいんだから、お古の戦闘機をくれてやるから日本はこれで
新しく軍隊を作って戦いなさいよ」
とアメリカ親分にもらったものですが。
一方、中国、北朝鮮など共産・社会主義各国はロシア(ソ連)親分に
お古の戦闘機をもらっていました。
アメリカではFシリーズにあたるメインの戦闘機が
スホーイ(su)シリーズとなります。
▲ロシア軍原型のスホーイシリーズ。
見た目が全然違います。
このページの最初でツポレフを掲載して、なんでロシアの飛行機は
変わっているのか、という話をしましたが、当然、ロシア組長から
見ればアメリカ組長の飛行機は「ケッタイな格好している」という感想を
持つに違いないでしょう。
政治的なお話は抜きにして考えることにしたいです。
航空ファンは、純粋にメカの進化という視点から見れば、
とても興味深く話が尽きないです。
ドイツと日本も戦中は独自に、優秀な飛行機を開発していたのですが
終戦に伴うアメリカの進駐とともに、ドイツも日本も、
技術はぜんぶアメリカのものになりました。
フーゴー・ユンカース博士の技術も中島飛行機の糸川英夫博士の技術も
ぜんぶです。悔しいですが、戦争に負けるとはそういうことです。
中島飛行機出身の糸川博士は
戦後宇宙開発に携わりますが、その話も今度したいですね。
こういう話題を話せるオタク仲間が近くにいないので、
少しだけここに書きました。
画像購入先 Shutterstock
膨大な量の取材の録音データなのですが
悩んだ末、プロにテープ起こしをお願いすることにしました。
1時間1万5千円~2万円ほどかかるのですが、
効率化を図る為、決断しました。
ここまで来るのに多くの方々の尽力を賜っております。
日頃から私のコーディネートをしてくださっているY氏などは
寝る間を惜しんで、私の取材が円滑に進むよう、戦友会など
あちこちに出向いては、根回しや交渉をしてくださっています。
そういった方の気持ちを背負っているので、期待は裏切れないのです。
これでなんとか、書籍化に一歩、前進です。
『陸海軍航空戦記』(仮)の出版予定ですが
なんとしてでも今年中に出版できるよう頑張ってくれ、と
コーディネーターの方から励ましのメールがありました。
こうした作業はもちろん仕事の合間にやっています。
膨大な取材音声の書き起こしがなかなか終わらない状態でして
それが終わったら今度は資料との照らし合わせる作業、校正などがあり
ますが、今年中に出せるかどうか、体が三つくらいあれば良いのですが
なかなか厳しいです。
しかし、「やればできる」と言われておりますので
より一層の奮励努力でこれを頑張ります。
年末の改修工事で行った作業のひとつが
サイトのモバイルフレンドリー化(スマートフォン対応)でした。
いまは殆どの方がスマートフォンでご覧になるので
スマートフォンで見やすいように改修工事を致しました。
(旧バージョンはパソコンの画面と同じように表示されていたので
不便だったと思います)
でも私はスマートフォン持っていないので
どのように見えるかわかりません。見やすいといいんですけれど・・・。