南硫黄島
水平線に浮かぶ「南硫黄島」です▲
▼少し拡大します。
硫黄島の南、およそ60km沖に浮かんでおり、晴れた日は硫黄島南海岸から
望むことができます。標高が916メートルと高く、頂上付近は雲が
かかっていることがほとんどで、きれいに見えたら幸運といえます。
南硫黄島は古来より無人島で、固有種など
非常に貴重な動植物が棲息しています。
過去に数回だけ探検隊が訪れているほか、漂流して上陸した者などを
入れても、上陸の記録は数えるほどしかなく、人間との関わりが
非常に少ない、謎の島となっています。
▲南硫黄島です。上陸は困難そう。とても人の住めるような
ところではなかったのでしょう。
硫黄列島は火山島で、
現在でも火山活動が激しい状況におかれており、
桟橋をつくってもすぐに隆起し、壊れてしまいます。
そのため物資は全て空輸に頼っています。
三兄弟である硫黄列島のうち、真ん中の硫黄島だけが
平坦で人間が住まいを構えるのに適していたのはもちろん
戦時中においては飛行場が三カ所もありました。
神様はどういうおつもりで、真ん中の硫黄島だけ平坦な島を
おつくりになったのでしょう。謎です。
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