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2011年8月 7日 (日)

パラオの自動車事情 酷使される日本車

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この国には、信号機がひとつもありません。

 

パラオの自動車事情について、思いついた事を少し書きます。

私自身が実際にハンドルを握り、走って感じたことであります。

 

まず、旅行会社やダイビングショップの観光窓口でレンタカーを借りたい旨を伝えても

きちんとした会社であれば「あまりおすすめできない」と言われるでしょう。

それは、パラオの自動車事情のいいかげんなところにあります。

街で見かけるのは、一世代前(平成一桁台の年式)の日本車が多いのですが

 

「とりあえず走りさえすれば良い」といった感じで、サスペンションが片方オシャカになったのか

大きく傾いても頑張って走っていたりします。

 

外装が朽ちているのは仕方ないことですが、ひどいものになるとヘッドライトやテールライトが

丸ごと無くなった車も見かけます。レンタカー会社の車も中古の右ハンドル日本車が

目立ちます。(最近になって、ヒュンダイの新車を仕入れ始めたようですが)

 

日本車は、その頑丈さ故に酷使されていますが、いつかは壊れます。

大切に修理し続けて使う心がけは見習いたいところで、自動車も天命全うするのは

良いのですが、突然、ブレーキが効かなくなったら大変です!

 

夜は特に危険で酔っ払い運転は日常茶飯事であります。

 

そもそも、右側通行で右ハンドルが多いのは危険ですし、とても不都合です。

たとえば光軸をめいっぱい反対側に向けても限度があります。

その他にもいろいろと目に見えない問題点があるでしょう。

自動車に詳しい方ならおわかりと思います。

 

そうだ。シートベルトもしなくて良いのです。

安全運転に対する意識も低いので、常に自衛を心がけ走っています。

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