零戦全型式ポスター
以前より要望を頂いておりました
零戦全型式クリアファイルとB3ポスターが販売開始になりました。
発売までとてつもない時間がかかったのは、
細かい修正点を調べつくして修正する作業が
非常に大変だった為です。
買って頂けると、取材費用の足しになります。
どうぞよろしくお願い致します。
クリアファイル(3枚入り)販売ページ
ポスター(B3版)販売ページ
以前より要望を頂いておりました
零戦全型式クリアファイルとB3ポスターが販売開始になりました。
発売までとてつもない時間がかかったのは、
細かい修正点を調べつくして修正する作業が
非常に大変だった為です。
買って頂けると、取材費用の足しになります。
どうぞよろしくお願い致します。
クリアファイル(3枚入り)販売ページ
ポスター(B3版)販売ページ
八九式重擲弾筒(はちきゅうしきじゅうてきだんとう)の図解。
パラオで玉砕されたある少尉さんのご遺族より拝受しました。
外見のみ描かれた図は数多くありますが、内部構造まで
描かれたものは初公開かな?と思います。
八九式重擲弾筒は歩兵の分隊単位で配備されました。
いわゆるグレネードランチャーで、八九式榴弾と呼ばれる
専用の弾薬か、手榴弾に噴進器と呼ばれるアタッチメントを
取り付けることで、手投げよりも遠くに打ち出すことのできる
ポピュラーな火器です。
こうして拝受した資料が我が家に数多く眠っているのですが
なかなか整理できず追いつかない状況にあります。
この書類の残された少尉さんは兵隊叩き上げの少尉でした。
現在でいうところのベテランの中間管理職であります。
火器の扱いはもちろん、
飯の炊き方から、洗濯の仕方、新兵の教育方法など
多岐に渡りマニュアルがあります。
陸軍の小隊単位での運用方法が実に細部まで書かれていて、
時間をかけて研究したら、斬新かつ、素晴らしいものができそうです。
私は今のところ、手一杯ですので、
研究したい方がいましたらぜひお問い合わせください。
先日、お知らせしたパラオ・ゼロファイタープロジェクトですが
早速、出資者様が見つかり、出資金で
Tシャツ100枚を生産することになりました。
販売ページの構築も追いつかないまま、一日で
いきなり100枚です!ありがとうございます!
年末にペリリュー島の子供たちに配布できます。
1,700円以上の出資でお名前(企業様でしたらロゴマーク等)を
Tシャツに入れさせて頂いております!
どうぞよろしくお願い致します!
久しぶりに訪れたペリリュー島では、島中に、水色の自転車が
行きわたっていました。
それに跨ってやってきた島民の小さな女の子が
ニコニコしながら、こう言うんです。
『チャイナ・バイシクル!チャイナ・バイシクル!』
中国から貰ったんだそうです。
もとより、中国とパラオは国交がありません。
パラオは台湾(中華民国)を国家と認めているため
中国とは絶縁状態です。しかしながら、経済の力は大きく
中国は金の力でパラオに進出しつつあります。
そしてパラオの広大な領海に侵入し密漁を繰り返しております。
沿岸警備隊のないパラオ政府はこれに対抗できる術はなく
死者が出たことは以前にも述べた通りです。
私は、日本として出来ることはないかと考えました。
そうだ、自分のところのTシャツを配ろう。
ペリリュー、アンガウルの子供たちは、想像以上に、貧しい!
服が一枚あれば、しばらくしのぐことができます。
最初は日本とパラオの国旗をプリントしたTシャツにしようかと
考案していましたが、定番すぎる。もうひとひねり欲しい。
ただの零戦Tシャツというのも押し付けがましい。
そこでこのようなデザインを考案しました。
我が国は、支配をしない。我が国と太平洋アジア各国の
歩むべき道は、それぞれの独立と共存共栄。
そこが中国との大きな違いであります。
二つの国家のシンボルの融合。
極めて扱いが難しいのでありましたが、昭和19年、
多くのパラオ人の協力があって、米軍進攻を阻止し、
本土の防波堤となることができたのだから、これはありだと
私は考えています。パラオ玉砕がもっと早ければ
本土進攻を許し、泥沼の日本本土決戦、
そして北海道と東北地方はソ連軍に分割統治されていたかもしれません。
そんなことを考えながら、一晩でこのデザインを描きあげました。
1,700円以上の出資でお名前(企業様でしたらロゴマーク等)を
Tシャツに入れさせて頂いております!
どうぞよろしくお願い致します!
今週のヤングアニマルをぜひ買ってください。
連載中の『ペリリュー 楽園のゲルニカ』ですが
いよいよ、物語の核心部分に踏み込みました。
ペリリュー戦では民間人の集団疎開に成功し、一人も犠牲者が出ていないと、
インターネット等で美談になっておりますが、私は現地で取材して、
また日本、パラオ双方で直接の証言を聞いて、それは嘘だと
ずっと唱え続けてきました。拙著に記した通りです。
「民間人犠牲者の存在に言及されているのは篠原さんの本だけだった」
そう言って
武田一義先生から連絡を頂いたのは第三巻が発売されたときのことです。
この話に、良いも悪いも無い。
武田一義先生とありのままを描かねばならないと
いうことで意見が一致し、そうした証言を集めてきたわけです。
日本が勝手に始めた戦争で
多くのパラオ人に迷惑をかけた、これは事実です。
ペリリューの戦いを、日本人の一方的美談にするなど、
驕りも甚だしいと感じておりました。
我ら誇り高き大和民族の末裔なら、
そうした主張は控えるべきであります。
青年誌なので、立ち読みはできません。540円です。
ぜひ、買ってください。収入が武田先生の応援に繋がります。
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10月15日 戦争体験講演会
茨城県小美玉市~吉田さん、河原井さん、田中さん
10月15日は茨城県の小美玉市で講演会です。
九七式飛行艇・二式大艇パイロット、吉田さん
104歳の元陸軍兵士でシンガポール攻略からインパール作戦まで従軍された
河原井さん、彗星の田中三也さんが1時間ずつ、講演します。
11月19日 京都で戦争体験者のお話しを聞く会
京都霊山護国神社~大野徳兵衛さん
11月19日(日曜日)に京都の霊山護国神社で
彗星艦爆パイロット、大野徳兵衛さんのお話し会があります。
この方の急降下ダイブと特攻の話は絶対に聞くべきです。
11月19日の予定を空けてお待ちください。
遠くても京都まで来る価値は絶対にあります。
11月19日 あなたに伝えたいこと~90歳を越えた元兵士より
越谷コミュニティセンター~田中三也さん
関東方面の方は、
同日、11月19日、埼玉県の越谷で
同じく彗星(二式艦偵)偵察員田中三也さんが講演します。
敵艦隊のど真ん中に飛び込んで挺身偵察された記録は
既に歴史の一頁となりつつある、田中三也さん。
この日は、戦争の悲惨さと平和の尊さについて
お話しされます。関西までは遠い、という方はぜひこちらへ。