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2026年6月11日 (木)

かわいそうなクマ

宇都宮クマ騒動。ニュースとして聞いているうちは、
まだ離れた地域だった。だけど、そのクマがオリオン通りから
ついに自宅からわずか百メートルほどの場所まで迫ったと
聞いたとき、背筋が凍った。
 
生きてきて、これほどクマを怖いと思ったことはない。
自宅にいるだけでクマに襲われるかもしれない。
そんな危険を、目と鼻の先で感じる日が来るとは
思わなかった。初めて当事者になって理解した。
  
だから殺処分という判断は妥当だろう。
  
それでも、気持ちは単純には割り切れない。
クマはただ市街地に迷い込み、驚き、追い回され、
あちこちを逃げ回り、森へ帰りたかっただろう。
幸い、人に被害は出なかった。
 
そう思うと、愛着のようなものも湧いてくる。動物は好きだ。
一かゼロかではない。
 
あれは、恐ろしいクマだった。殺処分は妥当だが
殺すしかないのは残念だ。かわいそうなクマだった。

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