集団的自衛権とシーレーンの掃海
年度末の消費税増税の折、友人が働くガソリンスタンドには
大勢の客が殺到し、備蓄のタンクが空、つまり品切れになる
という事件がおきました。給油に至るまで長い列を成した挙句、
つり銭の千円札二枚をとり忘れる客もいたとか。
また、友人の民放ディレクターが 集団的自衛権議論のニュースに
なったとたん 視聴率が急降下するのが悩みであると語っていました。
さて、機雷によるシーレーンの封鎖は我が国にとって兵糧攻めそのものです。
先の大戦で、まさにその兵糧攻めにあいたいへんな苦労を強いられた
よもやそれらを忘れたのではあるまい、ガソリン価格が1円でも上がると騒ぐのと
対照的になんと楽観的な国民であろう、と感じます。 同時に反対論を持ち出す
のであれば、必ず具体的な 代替案を用意すべきでしょう。
蛇足ながら海上自衛隊の掃海技術とノウハウは世界一でしょう。
海上自衛隊の歴史は機雷の掃海からはじまったわけです。
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