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2015年1月 6日 (火)

硫黄島へ行くには

硫黄島

 
「硫黄島への行き方」

「硫黄島へ行きたい。どうやって行ったらいいのか?」
といった旨の問い合わせをメール等でよく頂きますので
この場を持ちまして回答とさせて頂きます。
 
硫黄島は全域が海上自衛隊と航空自衛隊の基地です。
従って一般の方の上陸は禁止されています。
米国は戦跡ツアーなども行っているようですが
ここでは日本人が渡航する手段について記述します。
 
建設業者等を除いて、一般の方が渡航するには
厚生労働省が行う遺骨収容事業への参加が一般的です。
厚生労働省は毎年、硫黄島の遺骨収容(遺骨収集)事業へ
参加する団体の公募と選定を行っており、先ずはそれら
いずれかの団体への加入が必須となります。
なお現在、個人での応募は廃止となりました。
 
平成26年度、公募で選ばれた団体は以下の7団体です。
 
一般財団法人日本遺族会
硫黄島協会
小笠原村在住硫黄島旧島民の会
NPO法人JYMA日本青年遺骨収集団
NPO法人国際ボランティア学生協会
公益財団法人大東亜戦争全戦没者慰霊団体協議会
水戸二連隊ペリリュー島慰霊会
 
詳しくは厚生労働省のホームページに記載がありますのでご覧ください。
なお単純に「硫黄島へ行きたいから入会希望」という理由での加入は
いずれの団体も断っており、加入の際は、それぞれ本来の主旨に
合った活動に尽力・従事することが前提となります。
 
また派遣日程の都合上、 最低でも10日間から14日程度仕事を
休める方に限られます。
 
硫黄島は携帯電話やスマホも圏外で、インターネットやEメール
通話はもちろん、内地や家族との連絡は緊急時を除いて原則できません。
 
節水実施中は一日のシャワー時間が5分に限定されるなどの条件が
つく場合もあります。持ち込める荷物も最低限に制限されます。
 
渡航前には身辺調査があり、前科の有無、その他不適切と見なされた
場合は渡航できません。 特に最近はそういったふるいにかけているにも
関わらず観光気分で入島してしまう者が多く、条件が厳しくなりつつあります。
原則的に撮影禁止でカメラ・携帯・スマホの持ち込みは厳しく制限されます。
 
興味本位や観光でなく、目的は戦没者供養と遺骨の収容にあります。
中には「せっかく行ったのにまったく島内観光やら写真を撮る機会がなかった!」
と怒り狂ってクレームをつける人もいるのですが、ぜひ原点に返って頂きたいと
思います。
 
上記は、当サイト独自の見解です。記載内容はあくまで参考で
免責事項と致します。渡航希望の各位におかれましては
厚生労働省または各公募団体に直接お問い合わせください。

コメント

いつもありがとうございます。
実はこっそり「どうしたら行けるのであろうか。」と考えていました。
最近、海上自衛隊の基地があると知りましたが、陸自まで・・・。
息子が「おばさん(→つまり私)が硫黄島に行ったところで何のお役にも立てないよ。
かえって周りの皆さんにご迷惑をおかけして足でまとい。」と言っていましたが、
遺骨収集に関する過去の記事を拝見してもなまなかな気持ちで参加はできないと感じました。
観光気分でなどもってのほか。
硫黄島は島自体が墓所、勇敢に戦ってくださった方々が眠っておられるところだと心得ておくべきだと思います。
快刀乱麻、疑問が解決しました。

アガタ様
迷惑だなんて、そんなことはありません。
遺骨の収容は大部分がふるいにかける作業です。
先端の力仕事は若い学生や自衛隊員が主として行いますので大丈夫です。
ただ小さなお骨も見逃さないよう、慎重にやります。
最高で90代の方も参加しています。

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