戦争の絵を描いた
この記事のひとつ前の、彗星艦爆のイラストが
物凄い人気になってしまった。戦争のもっともはげしい場面を、
実際のパイロットから聞いたお話しをもとに
描いたイラストだった。恐ろしい絵である。
リリエンタールの初飛行から135年、
この100年という時代のスパンで考えるに
飛行機は時代の主役にさせられてしまった。
飛行機に罪はない。そこに戦争があっただけだ。
あらゆる事件、戦争の中心には飛行機の存在があった。
もちろん国の為に散って行った英霊の顕彰は
当然である。だから、こういった激しい絵も描かねばならない。
しかし、飛行機そのものは美しい。飛行機はかっこいい。
それが軍用機であってもだ。全てはスピードや剛性を
追及するための機能美である。そこにイデオロギーはない。
だからぼくは飛行機を描き続ける。
銃後では涙を流した女性が多くいたことだろう。
そのような過去は記憶しつつ、これからの新しい時代、
もう彼女たちに涙を流させてはいけない。
僕達が考える、新しい飛行機は、きっと、平和な空を飛ぶ。
そのための、布石を打とうではないか。
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