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2019年3月11日 (月)

3.11

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8年前の東日本大震災のことを少し書きます。
パラオから帰国して直ぐに、キリスト教団体の
復興支援部隊に混ぜてもらって、復興支援のボランティアに
出掛けました。
  
派遣先は石巻です。上の写真は石巻市内の小学校だと思います。
この辺りは一階部分、全て浸水したのですが
桜が見事でした。
 
栃木県も被災地でした。
我が家も屋根瓦が半分くらい滑り落ちましたが、
それ以外は沿岸部の片の被害を思えば
たいしたことありません。
 
4月になって、燃料供給が落ち着いたので、
宇都宮から往復分の燃料と水を車に積んで
東北に向かいました。

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派遣先は石巻でしたが、ベースは内陸の古川に置きました。
地震そのもので倒壊した建物は少なく、津波による被害が
多い印象を受けました。
 
現場へ出て行く前に、
手を焼いたのが復興支援の物資でした。
中に何が入っているか分からない
ダンボールの仕分けに予想以上の時間を費やしました。
それが終わって、ようやく、現場へ出ていくんですが、
 
瓦礫撤去という言い方は泣けきます。
瓦礫じゃないんですよね。泥の中から
子供が大切にしていたぬいぐるみを必死に
探していたり、思い出の写真、お位牌を探していたり
 
ある程度、作業が終わると、家主の方が
万札が何枚も入った封筒を差し出してきて
「今はこれしかお礼できませんが」と言うんです。
 
そんなのお受け取りできませんって、
みんな泣きましたよ。

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