TAKATAの破産
TAKATAが潰れてしまいました。残念です。
ずっと心配していたことが現実になりました。
TAKATAはエアバッグやシートベルトを製造するメーカーで
トップシェアを誇っていました。
TAKATAの製品そのものは一流で、
グリーンのフルハーネス(レース用のシートベルト)は
憧れでした。
一番困るのは自動車メーカーと
消費者ではないかと感じております。
自動車メーカーはエアバッグを自社では
作れないのです。
ぜんぶTAKATAが下請けで製造していました。
事故をおこしたとき、
エアバッグの不具合で命を落とした人と
エアバッグのおかげで命が助かった人、
これを天秤にかけたとき、果たして、どうかと思います。
リコールで騒ぎになってもTAKATAから部品供給を受け、
作業を続けるしかなかった自動車メーカー。結局のところ
「TAKATAの他に作ってくれるところがない」が
本当の理由だと思います。
そもそもの、安全装置というものは
リスクを減らすことはできるけれど
絶対ゼロにはならない。我々末端の消費者は
盲目になってはならないと、感じております。
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