戦友の思い出を聞かせてください
「戦友の思い出を聞かせてください」
これが一貫した私の取材テーマであります。
たとえばゼロ戦パイロットの取材のときは、可能な限り、
部隊の名簿を作ってから行きます。
そして、そのお一人、お一人の戦友に目を通してくださると
今まで家族にも話したことが無かった、戦友の思い出、そして
散り際、特攻を見送った話などがでてくるのです。
こうした戦友の方々の記憶をひとつでも多く残して
おきたいと、考えています。
先日、百式のパイロットだった方のインタビューを行ったと
書きましたが、以前から陸軍機にも力を入れており、九七式戦闘機から
一式戦「隼」、二式単戦「鍾馗」、三式戦「飛燕」「五式戦」で終戦迄戦われた方の
インタビューを継続的にコツコツと取材を重ねております。
かなりのご高齢なので、体調を考えて一度のインタビューは30分程度と決めて
その都度、ご自宅の神奈川県に足を運んでコツコツと取材を重ねてきました。
そして海軍の花形であるゼロ戦も忘れてはいません。
8月だけでも5名のゼロ戦パイロットの方のインタビューを
岡山、兵庫などを回り行う予定です。
取材費がかかりますが、もう砂時計の砂は、残り僅か!
後になって会いたいと願っても!
一千万積んだって、一億積んだって、無理なのです!
そして最近、心強い仲間ができまして、交渉の下手な私に代わって、
ゼロ戦パイロットとの取材交渉を、
全て段取りしてくれて、アポイントを取ってくださっています。
本当にありがたいです。
いつか日の目を見ることを信じて!
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