戦争経験者の取材に関して
私は、
戦争証言を後世に残すため、全国津々浦々を訪問し、
取材を続けて参りました。
戦争経験者の方のお宅にお邪魔して録音機を回し、
証言を聞き取っていくというものです。
自宅に戻ってから、聞き取った内容を文字に起こしていきます。
最近は自宅で書き起こす時間よりも、取材に出かけている
時間の方が、圧倒的に増えました。もはやタイムリミットは
刻々と進み、待ってはくれないのです。
お金もかかります。飛行機代等、全て自費です。
もし、うまく本の出版等やれば、活動費用が捻出できるかもしれません。
しかし、今申し上げました通り、証言を聞き取るだけで
文字に起こすまでが、追いつかないのです。
仕事もしていますので、全ての時間を使えるわけではありません。
理想を言うならば、活動に専念できる時間と資金が欲しいところです。
多くの方々の支援を受けて、現在がありますが、明確な
成果をお約束できるものでないので、難しいところです。
出来ることといえば、現状を報告するといったところでしょうか。
私は本来は表に出るのが得意なタイプではないのです。
じゃあなんで、ここに本名で顔写真まで載せているのか?
という疑問が出てくるかもしれません。
もし、このブログが匿名で書かれていたら、
ご覧になる方はどう思うでしょうか?
やはり、身分と顔がわかって初めて信用してもらえますし
私自身も責任を持って取り組めます。自分などは何を言われても
構いません。しかし、後世に歴史を伝える事は我々世代の責務だと
強く思うのです。
思う事を書いてみました。
篠原さんの記事はとても勉強になりますし、読んで良かったと多々感じます。信念のある方だと尊敬もしています。陰ながら応援していますよ。
投稿: 駒基 | 2016年7月26日 (火) 02:02
駒基様
いつもありがとうございます!!
これも皆様協力あってのことですので、感謝しております。
投稿: 篠原 | 2016年7月29日 (金) 16:57