アンガウル慰霊碑の現状
アンガウルの慰霊碑をアンガウル島の方々(パラオ人)が
ほぼ独力で直してくれました。今回、天皇陛下はペリリュー島を
訪問されましたが、アンガウル島の住民も慰霊碑もしっかり修復して
くれていました。
ペリリュー島の慰霊碑は厚労省の管轄なので日本政府が修復して
くれましたが、アンガウルは民間扱いされてしまい日本国政府は
関与できないと断られてしまってます。一方で栃木県知事の福田富一さんは
「アンガウルで叔父が戦死している」と言って県民にアンガウルの戦いを周知
させるとともに10万円を私費で寄付してくれました。
今回の修復は
アンガウル島のパラオ人の独力で修復を成し遂げました。
重機もないのにあの大きな下野観音を、どうやって持ち上げたのか
わかりませんが、ふたたび綺麗な慰霊公園が完成しました。
本当にパラオ人の創意工夫と、底力にただただ、敬服と感謝です。
こんなに尽力してくださっているのに日本人が無関心すぎて恥ずかしい。
また続報が入り次第写真付きで
掲載します。
先日読んだ「日経ビジネス4.13号」の「賢人の警鐘」という欄にも、戦没者の遺骨が未だに放置されている件に触れていました。
もっと関心を持って欲しいものです。
投稿: フランカー | 2015年4月25日 (土) 20:48
フランカーさん
ありがとうございます。そうですね。
いくら遺骨収容に政府が力を入れたところで
関心を持つことから始めなければ
尻窄みになってしまいますよね。
投稿: 篠原 | 2015年4月25日 (土) 22:15