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2013年8月 1日 (木)

井上成美

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◆最近、お借りした本です。最後の海軍大将
井上成美(いのうえしげよし)伝記です。
  
私が小さい頃、戦記好きの友達に
「この人は長生きして新幹線にも乗っているんだよ」と教わったのが
井上成美を知ったきっかけで、私の中でも戦後もっとも長生きした人
という印象があります。
 
映画「聯合艦隊司令長官山本五十六」では
井上役を柳葉敏郎が演じていました。
よく合っていたと思います。
 
井上さんは教育センスの塊ですので、海軍兵学校の校長として
明日の日本のため、多くの優秀な若者を育て上げました。
 
最近購入した本が他にもあります。

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◆古書店で購入した雑誌『今日の話題』です。
実戦を経験された陸海軍パイロットや将校さんが直接
書きつづったもので、これほど新鮮なものはありません。
 
作家が書いた戦記ものはどうしても二次的になりますが
この本は取材をスッ飛ばして、本人が直接書いていますので
こんなに戦場に近い本はないでしょう。
 

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◆最後にムック『世界の傑作機 強風、紫電、紫電改』です。 

松山の343空や紫電改ってどうして戦記好きの間では
あんなに人気なのでしょう。

以前、元海軍パイロットの方が仰っていたのを思い出しました。
 
「源田大佐は老練のパイロット、強い戦闘機、無線機、
み~んな持って行っちゃったんだから
強いのは当たり前だ。持って行かれたほうは惨めだ」
 
確かに、そのような側面もあったのでしょうね。
紫電改が欲しかったけれども、ゼロ戦で戦った部隊も多かった。
 
人気の紫電改のみを扱ったムックは他にもあったのですが
せっかくなので、「強風」から大元をたどってみることにしました。
ムックなので写真がたくさん載っていてながめているだけでも楽しいです。

コメント

(いのうえしげよし)ですね。最後の大将って言える人物はもう一人いますよ。井上と一緒に大将になった。塚原二四三

たいへん失礼致しました。訂正致しました。

塚原二四三も生き残り1966年までは存命だったのですね。
(といっても将官はあまり戦死しませんが)

これを期に塚原二四三も掘り下げていきたいと思います。
よいきっかけをありがとうございます。

こちらこそ、以前から興味深く拝見させて頂いてます。貴殿の行動力すばらしいと思います。さて、塚原二三四ですが、この人調べると当時の海軍航空とか色々と興味深い事が分かると同時に航空隊が如何に少数精鋭だったかが分かります。

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