アンガウル平和慰霊公園に建つ少年の像です。
芸術家の戸田和子先生の作品です。
先日、戸田先生の展覧会が宇都宮で開催され、その折
ご本人とお会いし、製作の経緯を伺って参りました。
アンガウルの戦火に巻き込まれ亡くなった実在の
民間人の男の子をモデルにしました。
戸田氏のお話によると当初は男の子一人をデザインしていたのですが、
とても寂しそうだったので、手に飛行機の玩具を持たせてみたのですが
それでも寂しそうだったので、背後にお姉さんを立たせたそうです。
そして「日本はどっち?」とお姉さんに尋ねているところです。
指差す先に日本があります。
写真は小玉氏(甲種予科練十二期)提供です。
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