« アンガウル慰霊碑の現状 | メイン | パラオでジンベエザメを見られる確率 »

2015年4月26日 (日)

X-47ペガサス 無人ステルス機

X-47ペガサス

 
X-47ペガサスはアメリカ・ノースロップグラマン社が
海軍での運用を目的に
開発中の無人ステルス機である。
2013年に既に原子力空母からのカタパルト発進に成功し
運用次第では偵察機にも爆撃機にも成り得る。
 
※画像上はグアム上空を飛行中のX-47(想像図)

 
そして2015年4月
日本の首相官邸がドローンで騒いでいる頃、同じ日に
米軍は爆撃機仕様X-47Bの空中給油に成功した
(Xは試験機、Bは爆撃機を表す)
 

X-47ペガサス

X-47ペガサス

 
パイロット不要の無人機は戦死の確率がゼロなので軍事作戦における
革命的ともいえる大幅な合理化を達成している。どこの国でもいえることだが
戦闘機一機を購入する額よりも、パイロット一名を一人前にするために
何倍もの莫大な金額と時間を要する。よって撃墜や事故等による
パイロット一名の損失は甚大なる打撃となる上、国民感情に影響を与える。
捕虜となる心配もない、この無人機のオペレーターは、ビデオゲームのように
戦地から遠く離れた地上でステルス機を操作し、地上を爆撃すると
定時退社で家に帰ってシャワーを浴び家族にも会うことができる。
 

コメント

AIやロボットの技術向上によって、人が直接戦場に出向く(?)必要が無くなるかもしれません。
ただ遠隔操作ということはハッキングの可能性もあるので、今後の戦争というのは電子戦がメインになるかと。
「ターミネーター」の世界も現実に近づいているのかもしれません。

フランカーさん

イラクが米無人偵察機をハッキングで強行着陸させていますね。
あれには驚きました。
巨大な航空母艦はもう時代遅れかもしれません。

攻殻機動隊やエースコンバット3などのSFで見た電子戦が
既に戦術として取り入れられているので、戦場と電子空間との
境目がなくなっていますね。

先日の首相官邸の屋上に放置されたドローンの話には
閉口しました。単純に首相官邸の屋上に防犯カメラがないことが
この一件でばれてしまいました。それにしてもこうなる前に
簡単なジャミングくらいはできそうでしたが。

軍事技術は生活の技術より
30年も先を進んでいるそうですし米海軍が成功を収めた
レールガンの実験映像も衝撃的でした。
シークレットになっているだけで、色々な事が可能になっているんだと思います。

コメントを投稿