伊藤賢三中将 海軍提督データベース
伊藤 賢三(いとう けんぞう)海軍中将
第三十根拠地隊司令
海軍パラオ地区総司令
和歌山県出身、海兵41期、海大24期卒
昭和7年7月、アルゼンチン兼ブラジル在勤武官
昭和9年11月、大佐昇級。昭和10年、帰朝命令
11年4月、洲崎特務艦長、同年9月出仕、同年12月
軍令部第六課長、13年11月、巡洋艦「妙高」艦長
14年7月、南京在勤武官、15年10月、大本営報道部長
同年11月より少将。同年12月、内閣情報局第一部長
昭和17年6月、南西方面民政府総務局長
18年4月、第四艦隊、第14戦隊(軽巡那珂、五十鈴)司令
海軍パラオ地区防衛総司令官(第30根拠地隊司令)
昭和19年1月10日、第30特別根拠地隊司令官
(のち第30海軍根拠地隊に改称。隷下に
海軍陸戦隊・警備隊水上飛行機隊等)
海軍パラオ地区防衛総司令官。
同年5月1日、中将昇級。同年9月15日~11月27日の
ペリリュー・アンガウル玉砕戦では
大谷龍蔵海軍大佐にペリリュー島死守を任命
自らはコロール(もしくはバベルダオブ)にて指揮をとる。
昭和20年8月
コロール(もしくはバベルダオブ)で終戦を迎える。