第343海軍航空隊(初代,通称隼)

第343海軍航空隊(初代,通称隼) 
 
司令は飛行艇出身の竹中正雄中佐。
飛行隊長に尾崎伸也大尉
 
昭和19年5月25日
ビアク作戦発令とともにパラオへ展開。
尾崎大尉率いる37機がペリリューへ進出。
 
6月6日
完成直後のアイライ飛行場へ移動。
パラオ諸島全体の防空任務にあたる。
 
※戦跡としては、このアイライ飛行場(現在のパラオ国際空港)近くの湿地帯に
343空の戦闘機が撃墜したと思われる米軍機の翼が突き刺さっている。
翼には「隼は強い~憎き敵のグラマン~」と当時の日付とともに
日本兵が刻んだであろう文字が残されている。
 
※昭和38年にグアムで発見され、浜松広報館に展示中の零戦(43-188号機)
昭和19年6月19日同島で空戦を行い、着陸後に戦死した尾崎大尉の機体と推測される。
 

Dsc02567_2▲尾崎大尉の零戦