星の王子様とサンテグジュペリの世界
星の王子様で著名な作家でパイロットでもある、サンテグジェペリ。
戦記もので消耗した私へと、小島さんがた~~~くさんのコレクションを
持ってきてくださいました。これはほんの一部。コロナ騒動落ち着いたら
コレクションとサンテグジェペリの愛機で展示会をやりたいとか。
素敵な話です!
フランスではお札になっているんですね。50フラン。ユーロに更新される
直前まで流通していましたが、現在は貨幣価値がないそうです。
その上はサンテグジェペリ三作目にあたる『夜間飛行』(1931年)と同名の
香水です。飛行機のプロペラがモチーフになっています。
サンテグジェペリの乗機、P-38の偵察機型F5-Bです。
自由フランス軍のラウンデル(識別表)、これは欧州戦線で
乗った機体で迷彩が施されていますが、最後に乗った機体は迷彩の無い
全体的に白い機体です。
サンテグジェペリは1944年5月、ドイツ占領下のフランス偵察のため
連合国となったイタリア・ボルゴ(ボローニャ)飛行場を離陸。
地中海上で消息を絶ちました。
連合軍によるフランス・パリ解放まであと3ヵ月のところでした。
『星の王子様』(邦題)はサンテグジェペリの死後、発売されたもので
我が国でも1945年(昭和20年)、最も貧しく物資が欠乏した時期にも
関わらず、1万部が刷られました。
コメント