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2019年11月 1日 (金)

飛行第90戦隊の敢闘

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九九式双発軽爆撃機二型の乗員は、操縦士、通信手、射手で、通常四名であるが
飛行第90戦隊では、B-29が成都に配備される頃になると、燃料、 爆弾を
多く積むため、操縦者と通信手 の二名のみに減らし、成都飛行場に集結する
B-29撃滅を計画した。当時、未だ神風特攻隊、振武隊の作戦が発令される
前であったが、実質的に、この強襲作戦は特攻と変わりなかった。
 
福岡生まれのある若い操縦者の中尉は胸を叩いて、次の如く言葉を残し、
二度と帰らなかった。
 
「我々はきっとB-29を焼いてきますよ。
成都でB-29を一機焼けば自分の故郷を 空襲するB-29が一機減ります!」
 
 

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