百式の元パイロットへインタビュー
今日は、百式司偵のパイロットだった方(大尉)に
インタビューをさせて頂きました。
百式司偵は、海軍の偵察機とは大きく役割・運用方法が異なります。
百式司偵の任務は敵無線の傍受、友軍同士の中継連絡、敵陣偵察など
多岐に渡り、それらで得たあらゆる情報を集約し
上空から直接陸上作戦の司令を行う、空飛ぶ作戦司令部です。
また、百式は日本陸海軍の中で最も速力に優れた機体でした。
敵陣上空へ強行偵察へ行っても敵戦闘機が追い付けないので
ゆうゆう振り切って逃げてきた話なども多く聞いてきました。
速さだけは自信があったそうです。
フィリピン戦線に於いては、百式のほとんどを海軍に貸してしまっていたそうで
海軍さんに操縦方法を教えたそうです。
このインタビュー内容も、
『帝国陸海軍機空戦記(仮)』に収録予定です。
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