知覧の隼
私の全国零戦巡りの旅(正確には陸海軍機巡りですが)
写真を整理していて色々と出てきました。
知覧の隼、これが残念です。
細かい部分までよく再現されているのですが
汚すぎます。元々の色が何色なんだかわからなくなっています。
ひとつ前の記事のゼロ戦と比べるとあんまりな状態です。
文字通り風化しているではないですか。
まずは、この機体を綺麗してほしいと願っています。
この隼三型は、特攻機仕様で、左翼下に増槽、右翼下に爆装と、
その佇まいを眺めているだけで、涙が出てきます。
一般的な胴体下(中央)に爆装でなく、片翼に増槽と爆弾をひとつずつ、
というアンバランスな組み合わせが涙もんなのです!
展示機で爆装しているのはこの機体だけです。
説明書きはなくとも、自然と感じるものがある筈です。
この機体は確か映画の撮影用に作られたものだったと記憶しています。
「僕はきみのためにこそ死にに行く」
で作成されて、原寸大ではないという記事も見た気がしますが、もう少し綺麗にしてあげたいですね。
でも、心無い人がピカピカの隼を観て「特攻美化だ!」なんて声を上げる気もしますが…。
投稿: ふらんか~ | 2016年5月18日 (水) 07:39