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2015年1月 6日 (火)

第二師団勇会有志会再編

会津若松の第二師団(勇)の戦友会に縁あって数年前から
頻繁にお邪魔していたのですが 今年からは若手有志の協力をいただき
私が会長代行の大役を仰せつかりました。 

 
元来、第二師団勇会は旧軍人の戦友会です。昨年末 会員の高齢化に伴い
「年内いっぱいで解散しようか」という 話になりました。そこで、若手の有志会員が
運営・事務の一切をを引き継ぎ、旧軍人の方の負担を軽減することで例会には
足を運んで頂くだけ、という形で維持継続を可能としました。
なんとか命を繋ぎとめたとホッとしております。
 
勇会は平均年齢94歳、最年長98歳の集いで大正生まれの大先輩方ばかり
なので次元を超えたお付き合いをさせてもらってます。 先輩方と過ごす時間は
私の宝物です。
 
第二師団とは
日本陸軍の第二師団は1888年(明治21年)5月14日に仙台鎮台を
改編して 宮城県仙台区(翌年より仙台市)に設立された師団であります。
日清戦争の最後に乃木希典が中将に昇進し始めて師団長になった師団で
遼陽会戦では弓張嶺の夜襲と呼ばれる師団規模の夜襲を敢行(ただしこれは
師団長の独断で行われた作戦で、命令違反だった。)以後 「夜襲の仙台師団」の
異名を取りました。そして大東亜戦争転換点。 ガタルカナルで米軍と激戦を重ね、
末期にはビルマ戦線で苦闘を 重ねた歴戦の師団です。(伊牟田会員解説)
 

コメント

こんばんは、新しい記事のアップありがとうございます。
職業柄、高齢者の方々とは毎日お会いします。
兵士としての戦争体験者はギリで86歳で、それから以降の方は行かれていないようですね。
自分自身も年齢を重ねてきて思いますが、体と脳の衰えはどうしようもありません。
作業効率が次第に低下して、何か催しを開きたくても事務手続きや報連相が辛くなってきて、意欲も半減してしまうことはよく理解できます。
おっしゃるように若い世代ができることは、高齢化によって困難になってきたところをサポートすることなのだろうと思います。
素晴らしい取り組みですね。

アガタ様
ありがとうございます。戦争経験者、
特に職業軍人ともなると、とてもではないけれど、
平和な時代に生まれた私には理解できないような心情をお持ちですので
若い世代との交流は常に課題です。末永く大切にしていきたいと考えております。

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