玉井 浅一(中佐) パイロットデータベース

玉井 浅一(中佐)

明治35年12月25日、愛媛県出身。
海兵52期

昭和11年、253航空隊、九五艦戦隊飛行隊長

15年5月-11月より14空飛行隊長

17年、6空「加賀」飛行隊長
ミッドウェー作戦に参加。


18年10月

第263海軍航空隊の発足とともに、同隊司令。
飛行隊長に重松康弘大尉、分隊長などにベテラン
輪島由雄中尉を迎え入れたが、その他の搭乗員の多くは
空戦経験の乏しい(主に甲10期生)17~18歳の部下であった。


昭和19年に入ると劣性のマリアナ、パラオ(ペリリュー)を転戦。

重松康弘大尉、輪島由雄中尉も戦死し
ほとんどの搭乗員を失う。同年7月、稼働機の尽きた263空は解隊。


19年11月-20年1月、フィリピン

201空司令。

初の神風特攻隊を編成し、これを見送る。


昭和21年1月、予備役。

戦後は日蓮宗瑞応寺住職(法名・日覚)となった。