« テープ起こし | メイン | テープ起こし(2) »

2016年8月18日 (木)

空母「翔鶴」の零戦パイロット

今回は、前回の「瑞鶴(ずいかく)」に引き続き
空母「翔鶴(しょうかく)」の零戦パイロットだった方の取材です。
 


YouTube: 零戦パイロットが語る航空母艦「翔鶴」への着艦・発艦方法

 
空母への着艦訓練は
非常に厳しいもので、着艦訓練を10日間連続で行うのですが
そのうちの一割は着艦に失敗して殉職すると言っても言い過ぎではないそうです。
戦死より事故が多かった。そうして残った搭乗員が出撃していくわけなのです。
ですから「瑞鶴」のときも書きましたが、マリアナ沖海戦の搭乗員が
練度不足などというのはデタラメなのです。
 
翔鶴はマリアナ沖海戦で沈みましたが、生き残った搭乗員は
次の空母へ乗り込むべく、機会を待っていました。
そんな虎の子の航空母艦搭乗員さえ、特攻を命じられます。
 
そこで、この分隊長であった大尉は
真っ先に自分の名前を編成表に書き、部下を連ね、参謀に
提出するのですが、
実際に受けた特攻命令では、自分だけがはずされ
部下だけが特攻に行くという事態になりました。
 
「なんでえらい奴が特攻行かないんだ!」と戦後批判を受けることも
ありましたが、実際はこういった事例も多くあったことを
知っておいてほしいものです。
 
この内容も『帝国陸海軍航空戦史』(仮)に収録予定です。

コメント

コメントを投稿