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2016年2月 6日 (土)

重責

昨年は戦後70周年ということもあり、講演会など
お呼びがかかり、お話をさせてもらいました。
本当は喋るのは得意ではないんですけれど、ぜひ伝えたいことが
あるので拙いながらお話しさせてもらっています。
 
会場の舞台には
「篠原直人先生による講演」などど大きな
垂れ幕が準備してあって、本当に恐れ入ります。
大きな催し物だと、控室にお茶淹れ等、お世話をしてくれる人まで
付くという丁寧な対応に、感激していました。
 
控室には、国会議員の先生や自治体の長も来ていました。
控室に居ても、私はお茶汲みにしか見えません。
 
それで思ったのですが、
腰の低い人ほど、ベテランの議員さんが多いです。
もちろん政治手腕と選挙上手は全くの別物であることを
断っておかねばなりませんが、
お茶汲みでも、分け隔てなく気さくに
声をかけてくれる政治家はやはり、大物であり
連続当選している人物です。
 
新人政治家の方は名刺を交換してから漸く、
「いや~今日、講演される先生でしたか。失礼しました。
お茶を淹れてくれる人だと思っていました」
とあまりに露骨な言われよう、変わりようだったので
驚いてしまいました。

そういう人はほとんどが初当選の政治家で
先生、先生と呼ばれることで浮世を忘れてしまうのかもしれません。
本来、政治家というものは我々が選挙で選んでいるので
あまり偉そうにしてはいけない気もするのですが・・・。
 
さて、
先生と呼ばれる人にはいくつかの種類があり、その役割も多様です。
学校の先生、お医者さん、弁護士、政治家などが挙げられます。
どれも大変なお仕事ですが、最も重責を担い、失敗の出来ないのが
時代劇に登場する先生です。「先生、お願いします」と担がれ、
用心棒や刺客として、おおむね物語のクライマックスに登場します。
斬られたら終わりですから、とても重責です。
 
政治家の方々にもこれくらいの心持で職務を全うしてほしいと
心から願っています。
 
P.S
私はどこでも私は喜んでお話しをしに参ります。
ブログに書けない話ができます。

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