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2014年1月15日 (水)

永遠の0ゼロを観て

映画『永遠の0ゼロ』を観ました。
 
一番の危険性は何か
映画だけを観て、全てを把握したと思い込むこと、
現代の物差しだけで結論を出すことです。
 
昨今の教育において、命の尊さは最重要視されていますが、
この概念は残念ながら平和な時代でこそ成り立ちます。潔く散る術こそが
美徳といった当時の概念も丁寧に教え説かなければならないでしょう。
 
結論を出すことは重要でない
命を奉げても国へ尽くす。あるいは
卑怯者の汚名を着せられても生き残る。
どちらが優れているか結論を出すことは重要でなく
必要なのは両論をフェアに提示することです。
 
特に、原作ではカミカゼと自爆テロの違いについて
深く言及していましたが(この点が私が原作でもっとも
好印象だったところです)映画では有耶無耶のうちに
終わってしまいましたので残念でした。
 
戦争を知らない多くの世代が、近代史に興味を持つ
きっかけとしては、素晴らしい映画でしたが
フィクションですので、あくまで
きっかけに過ぎず、真実に迫るためには自ら 
別の書物などと照らし合わせる必要があると感じました。

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